普通科1年生 新聞記事づくりと相互評価 – 福井県立鯖江高等学校  

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2021.03.20

普通科1年生 新聞記事づくりと相互評価

令和3年3月18日(木),普通科1年生の総合的な探究の時間において,これまでに各自で作成してきた新聞記事を仲間と読み合い,互いに評価する授業を行いました。

興味をもたせる記事づくり

普通科の生徒は,新聞記事の作成・発表を目標として,2学期より情報活用の方法などを学ぶ活動を行ってきました。

10月に福井新聞社の記者をお招きし,新聞記事づくりのための特別講演とワークショップを行いました。読み手を意識したわかりやすい構成や,インタビューのしかたなどを学びました。その後,各自で興味のあるテーマを設定し,新聞記事づくりをスタートしました。

テーマは自分の将来像を意識し,興味のある職業やその分野で活躍する人物から考えました。

テーマが決定した後,冬休み期間も利用して各自でインタビューを行って情報収集をしました。インタビューの依頼は基本的に自分で行い,依頼が難しい場合には鯖江市や商工会議所の方のご協力をいただきました。またコロナウィルス感染対策の影響などで対面による取材が難しい相手には,オンラインによるインタビューも行いました。

オンラインによるインタビュー

3学期に入り,インタビューによって得た情報や調べて分かった情報をもとに,新聞記事づくりに取り組みました。読み手にわかりやすく伝えるための工夫を凝らしながら各自で記事をまとめました。

新聞記事づくり

情報を正しく伝えるために

新聞の読み合いではクラスの枠を解いて3~4人でグループを作り,まずは「アピールタイム」で作成者から読みどころを伝えました。その後,それぞれの新聞記事を5分程度で読んで,相互評価シートにコメントを書き込みました。全員分の記入が終わったら、その内容をグループ内で共有しました。

アピールタイム

さまざまなテーマがあり,また同じテーマでも切り口が異なっており,いろいろな発見があった交流会になったようです。相手の表現のいいところを認め合うことで,情報を正しく伝える手段などを学べる活動となりました。2年次ではこれまでの経験を活かして,より深い探究活動を行っていきます。

新聞記事の読み合い

生徒の感想より

どうすれば読み手が読みやすいものになるかと考えながら作成することができた。他の人の新聞で自分の考えでは出せなかった考えもあったりしておもしろかった。

インタビューなどの事前の準備からこんなに時間をかけて作るのがはじめてだった。

他の人の記事を見るとレイアウトが全然違っていたのがおもしろいなと思った。

新聞記事づくりはけっこう大変だったが,自分の知らなかったことがたくさん分かったので楽しかった。

               
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