学科紹介

スタンダードコースの特徴

➀個に応じた学習（発展クラスと標準クラス）

　スタンダードコースでは習熟度による個に応じた学力向上を目指し、一年次に「発展クラス」と「標準クラス」をそれぞれ２クラスずつ編成します。「発展クラス」では基礎基本の確実な定着に加えて、より発展的な学習内容を扱っていきます。「標準クラス」では基礎基本を繰り返し学習し、小テストや復習を丁寧に行いながら、確かな学力を養います。
「発展クラス」については、「合格者へのお知らせ」内の「各種希望調査」により、高校入学時に希望をとります。二年次、三年次の「発展クラス」「標準クラス」については、生徒の希望を中心に学業成績等も考慮しながら決定します。

②きめ細かなカリキュラム（多様な進路に対応）

・一年次
必履修科目を中心に、芸術や情報など、様々な教科を学習します。また、総合やLHの時間に実施される「進路適性検査」や「大学訪問」などを通して、探究のテーマや将来の進路選択について考えます。・二年次
文系クラス（発展・標準）
国語（６単位）・英語（７単位）・地歴（５単位）を中心に、近年、文系でも重視される数学（５単位）もしっかり学習します。また、総合やLHの時間に実施される「大学等模擬授業」などを通して、特に文系分野での自分の興味・関心について考えます。
理系クラス（発展・標準）
数学（７単位）・理科（７単位）・英語（６単位）を中心として学習します。また、総合やLHの時間に実施される「大学等模擬授業」などを通して、特に理系分野での自分の興味・関心について考えます。・三年次
文Ⅰコース
通常の教科・科目に加え、学校設定科目「実践生物」「実践化学・実践地学」を設定
することにより、共通テスト６教科８科目受験に対応し、主に国公立大学への進学を目指します。

文Ⅱコース
選択科目（２単位）が設定され、各自の興味・関心に応じて「実践日本史世界史」「数学B」「生物基礎」「体育」「素描」「演奏研究」から選択することができます。私立大学や短期大学への進学を目指しますが、専門学校への進学や就職にも対応します。
理系クラス
「発展クラス」と「標準クラス」に分かれ、数学（７単位）・理科（９単位）・英語（６単位）を中心として学習します。「発展クラス」は主に国公立大学進学を目指します。また、「標準クラス」は主に私立大学進学を目指しますが、専門学校への進学や就職にも対応します。

③模擬試験・土曜課外・夏季課外

　一年次は将来の進路選択を広く考える学年であるため、全員が県模試（年３回）を受験し、夏季休業中・冬季休業中に実施される課外を受講します。年数回実施される土曜課外については、大学進学を志望する生徒が希望制で受講することになります。二年次以降は、一人ひとりの進路希望や発展・標準等の所属クラスによって、県模試や課外の受講は異なってきます。なお、高い進路目標実現を希望する生徒のために、夏季・春季の特別補習や、県模試以外の外部模試も用意されています。

④探究活動（普通科　全コース共通）

　普通科は、「総合的な探究の時間」の授業を各学年１単位設け、「探究活動」に取り組みます。「探究活動」では、以下に示すような内容の活動を行います。それらの活動は、教科の学習はもちろん、社会や地域の課題を発見する問題発見能力、その問題を解決する問題解決能力、コミュニケーション能力等にプラスの効果を発揮します。
＜内容＞
・１年次：探究活動のスキルを習得

・２年次：ＳＤＧｓや鯖江市の活性化に関連した探究テーマを設定し、下記のプロセスを
踏んで探究活動に取り組みます。
１）自分やグループの興味関心に沿った課題を設定する
２）調査および情報を収集する
３）結果を整理し、分析する
４）まとめ、そして表現する

・３年次：生徒一人ひとりの進路目標に従って、個人での探究活動に取り組みます。

＜探究活動の成果発表＞
各学年で発表会を開いて、プレゼンテーションやポスターセッション等を行い、様々な視点での評価や意見を取り入れて、学びのモチベーションを向上させていきます。希望者は学校外の発表会に参加することもできます。

⑤ 目指す進路、および主な進路先（過去２年間）

○ 文Ⅰコース・理系発展クラス
　目指す進路：国公私立大学進学
(進学先)
・金沢大学　・富山大学　・大阪教育大学　・福井大学　・福井県立大学　・公立小松大学
・滋賀県立大学　・立命館大学　・関西大学　・関西外国語大学　など

○ 文Ⅱコース・理系標準クラス
　目指す進路：私立大学進学
(進学先)
・福井大学　・福井工業大学　・仁愛大学　・福井医療大学　・金沢工業大学　・中京大学
・関西大学　・京都産業大学　 ・仁愛女子短期大学　・福井県立看護専門学校　など
（就職先）
・福井村田製作所　・鯖江村田製作所　・信越化学　・JR西日本　・福井県警　など