探究科 – 福井県立鯖江高等学校  

学科紹介

学科紹介

探究科

生徒の声

・クラスみんなの学習意欲が高いため、自分も刺激をもらって頑張ろうと思える。

・授業で発展的な問題に取り組むことができて面白い。

・探究の時間では、クラスの仲間と協力して課題に取り組むことができる。

・鯖江市の企業との交流を深めることができる。

・勉強と部活動の両方に集中することができる。

・3年間クラス替えがないため、クラスの仲が深まる。

探究科の特徴

「基礎的な学習」+「発展的な学習」+「探究学習」を通して、「もっと学びたい」という意欲を高め、チャレンジ精神をもち、将来は社会に貢献していく生徒の育成を目指します。

①探究的な学び

「探究」の時間を4単位設けています(1年次:1単位 2年次:2単位 3年次:1単位)。「課題研究」では自分の興味関心に沿った課題を設定し、調査や情報収集、結果の整理・分析、まとめ・表現(プレゼンテーション)といった探究のプロセスを踏むことで、答えのない問いに挑む力を高めます。「課題探究」の成果は、各学年での発表会はもちろん、学校外の様々な発表会でもプレゼンテーション等を行います(3年次の最終発表会は鯖江市役所で実施)。生徒は発表会で得た様々な視点での評価や意見を取り入れて、学びのモチベーションを向上させていきます。
また、2年次より各教科でも学校設定科目である探究科目を受講し、教科横断型の深い学力を身に付けます。

探究活動 研究テーマ(令和5年度)

3年生(第2期生)
・眠くならない授業
・昆虫食をより身近にする
・足を使う上手いトラップとは
・ヒット曲の秘密
・木材で作る補助装置
・自分の力を全て投擲力に変換させるには
・日焼け止めを使った日焼け対策
・ハザードマップの改善
・低床の変化はメダカの産卵数変化につながるのか
・これってジェンダ―差別?
・坂道を自転車で楽に登る方法
・先攻・後攻について
・古文書読解

 
2年生(第3期生)
・災害が増えている世の中で、避難者に役立つものは何か
・なぜ日本人は血液型によって特徴があると思っている人が多いのか
・雨の日に靴の中を濡らさない対策 ~工夫をしたら靴の中は濡れなくなるのか~
・勉強時間と趣味の時間の関係とは
・天明の飢饉の前後で年貢割付状に書かれた年貢の量に違いはあるか
・韓国アイドルのファンクラブはなぜ日本とグローバルでわかれているのか
・昆虫で Let’s cooking ! 〜昆虫食で非常食を作ろう〜
・おいしい野草茶の特徴は何か
・集中できる音楽の秘密とは
・なぜ授業中眠くなるのか
・自ら勉強するようになるには
・フィンランドと日本のジェンダー平等の差はなにか〜日本がジェンダー先進国になるには〜
・犬・猫の共通してたべられるご飯を作ろう
・三段跳の記録を伸ばすためには
・心理を利用すれば勝負の勝率は上げられるのか
・酸性雨は地域によって濃度は違うのか
・AIは人間を超えたといえるのか
・紙飛行機をより遠くに飛ばすには
・食品ロスを減らす最も良い方法とは
・審判は本当に必要か

②発展的な内容を含む授業

 国語、地歴公民、数学、理科、英語の5教科において、教科書の基礎的な学習に加えて、発展的な内容を含む授業を展開します。

③海外研修

 2年次に、シンガポールとマレーシアでの海外研修を実施します。現地での交流や研修を通して、多様なものの見方や考え方に触れ、異文化に対する理解を深めます。

また、課題研究の成果を現地の学生に英語で発表し、英語の実践的なコミュニケーション能力を高めます。

④鯖江市の全面的なサポート

 令和元年に鯖江市、鯖江商工会議所と相互連携協定を締結しました。そのため、鯖江市全体がみなさんの学びを全面的に支えてくれます。

⑤仁愛大学との連携

 令和2年度に仁愛大学と高大接続・高大連携の協定を締結しました。そのため、探究活動の方法や取り組みについて、みなさんを直接ご指導してもらえます。

⑤3年間共に学び合う仲間

 2年次に、授業では一部文系と理系に分かれますが、文理混合のまま、同じクラスで卒業まで学びます。
 また、文系と理系に分かれ、さらに理科、地歴の教科では選択科目に分かれるので、少人数での授業を行うことができ、手厚い指導を受けることができます。
 そして、1年次と2年次の3学期末には進路意識の向上と探究活動の充実を目的とした探究科合宿を実施し、教科学習や進路学習、レクリエーション活動を通してクラスの団結力を図ります。
 このような教育環境の中で、夢の実現に向け、3年間共に学び合い、競い合うことができます。

令和5年度 探究科での主な行事

1年

 4月 SDGs推進センター職員による特別授業「SDGsってなぁに? いま私たちにできること!」

              参照 地域協働ニュース第2号(https://www.sabae-h.ed.jp/news/5818/

 7月 鯖江市の企業との交流会

              参照 地域協働ニュース第8号(https://www.sabae-h.ed.jp/news/6194/

11月 県外研修(金沢大学、金沢市内)

 3月 探究科合宿

2年

 4月 仁愛大学教員による特別授業「理系分野の研究方法 および データの扱い方について」

              参照 地域協働ニュース第3号(https://www.sabae-h.ed.jp/news/5825/

 5月 仁愛大学教員による特別授業「社会調査の方法とデータの扱い方について」

              参照 地域協働ニュース第4号(https://www.sabae-h.ed.jp/news/5851/

 6月 鯖江市役所・鯖江商工会議所職員への探究プレゼンテーション

              参照 地域協働ニュース第6号(https://www.sabae-h.ed.jp/news/6078/

 7月 探究活動作戦会議(仁愛大学主催)で活動状況をディスカッション

10月 明治大学ホームカミングデーで、鯖江市のPR活動(希望者)

             参照 地域協働ニュース第13号(https://www.sabae-h.ed.jp/news/6628/

11月 探究活動中間発表会

11~12月 海外研修(シンガポール、マレーシア)

              参照 鯖江高校ホームページ(https://www.sabae-h.ed.jp/news/6915/

12月 「高校生探究フォーラム」(県教委主催)への参加(希望者)

12月 課題研究発表会「SDGs×Diversity!」(武生高校主催)への参加および実行委員活動(希望者)

 3月 高校生探究クロスセッション(羽水高校主催)への参加(希望者)

 3月 探究科合宿

3年

 5月 鯖江市役所で探究活動最終報告会

              参照 鯖江高校ホームページ(https://www.sabae-h.ed.jp/news/5921/

 5月 探究活動のまとめ

 6月~ 進路実現に向けた個人探究

 

目指す進路、および過去の進路先(過去2年間)

目指す進路:地域の中核国公立大学への進学(難関大学を含む)
例:大阪大学、名古屋大学、神戸大学、金沢大学、福井大学、富山大学、滋賀大学 等
 これらへの進路志望実現に向けて、本校では
・5教科の授業では「基礎的な学習」+「発展的な学習」を通して、一般選抜に対応できる学力を身に付ける。
・探究活動や学校外での活動を通して、学校推薦型選抜や総合型選抜に対応できる学力と実績を作る。
等の取組みを行います。

(過去の進路先)
・金沢大学 ・富山大学 ・福井大学 ・千葉大学 ・茨城大学 ・滋賀大学 ・福井県立大学 等

 

               
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