お知らせ詳細
- 2026.08.04
探究の成果を後輩へ継承鯖江高校探究科が最終発表会!
探究科3年 最終発表会
探究科2年 計画発表会
福井県立鯖江高等学校探究科の「3年生最終発表会兼2年生計画発表会」が7月7日、鯖江商工会議所で開かれ、探究科の1~3年生約110人と大学関係者、企業・行政関係者らが参加した。3年生12グループがこれまでの探究成果を発表し、2年生12グループは今後取り組む研究計画を披露した。
開会式で探究研究部の木下部長は、七夕の日に開催されたことに触れながら、「鯖江高校では探究科の1、2、3年生が一堂に会する年に一度の発表会の日」と紹介。3年生は2年間の活動の集大成、2年生は計画発表、1年生は今後の探究活動を学ぶ機会であると述べ、「先輩から後輩へ、自分たちが得た知見や課題、情熱をしっかり伝える日」と位置付けた。

会場では、地域活性化を目指す「サバコーカフェ」の運営研究や、外国人との共生に関する課題解決、子どもの自己肯定感向上、政治への関心を高める教育、鳥類の骨格研究、自動運転技術、避難所環境の改善など、多彩なテーマが発表された。地域課題や教育、医療、環境、防災、工学といった幅広い分野に挑戦する姿が見られ、探究活動が地域社会と密接に結び付いていることを印象付けた。

3年生は5分間のスライド発表とポスターセッションを通して研究成果を報告。2年生もLGBTQ+理解の促進や食品ロス削減、AI活用、トリアージの普及など、社会的課題の解決を目指した研究計画を発表した。活発な質疑応答が行われ、学年を超えた学び合いの場となった。

閉会式で講評した仁愛大学の高野教授は、「発表がすごくしっかりしている。プレゼン力が高く、自信を持ってよい」と生徒たちを評価。また、「問いや目的が分かりやすく、探究活動で陥りがちな目的と結論のずれが少なかった」と成果を称賛した。その一方で、発表には現れなかった試行錯誤や調査過程も大切な財産であるとし、「今後の人生の中で思わぬ形で活かされることがある」とエールを送った。
謝辞を述べた代表生徒は、企業や市役所、大学関係者からの助言に感謝を示し、「探究活動で得た視点を今後の進路でも活かしていきたい」と決意を語った
探究科設置から7年目を迎えた鯖江高校。今回の発表会では、地域や大学、企業と連携しながら積み重ねてきた学びが、後輩たちへと確かに受け継がれていく様子がうかがえた。生徒たちの探究心が、将来の地域社会や学術研究を支える力へと成長していくことを期待したい。

これまでの地域協働ニュースは,次のURL,QRコードでご覧いただけます。是非ご覧ください。
https://www.sabae-h.ed.jp/chiiki_news

























