普通科 IT・デザインコース

IT・デザインコースの特徴

IT専攻: 　IT専攻ではコンピュータを使った実習を中心に、情報の管理・活用における知識・技能を学び、地域IT業界において対応できる基本的資質を育成します。また、専門科目は主に丹南キャンパスの施設で学習します（移動はシャトルバスによる）。I
デザイン専攻: 　デザイン専攻では主にビジュアルデザインや、眼鏡等のプロダクトデザイン、素描や絵画、映像表現等、美術表現に必要な専門的な資質・能力を育成します。また、専門科目は主に丹南キャンパスの施設で学習します（移動はシャトルバスによる）。

具体的な学習内容

IT専攻（専門科目）

　IT専攻では専門科目として、「情報の表現と管理」「情報テクノロジー」「情報システムのプログラミング」「情報実習」「データベース」等の情報産業を支える知識・技術を身に付けるための専門情報の科目を学習します。
「情報の表現と管理」では、情報を文章として表現する技法や表計算ソフトウェアを利用して整理・グラフ化する技法、音声・画像など様々な情報のデジタル表現技術を学びます。「情報テクノロジー」では、ハードウェア・ソフトウェアの知識を学びます。「情報システムのプログラミング」では、物事を論理的に考え、プログラム言語を用いて処理を自動化する知識を学びます。「情報実習」では、ワンボードコンピュータである「Raspberry Pi」を1人1台購入し、電子工作を行いながら、課題解決型の実習を行います。また、鯖江市などと連携して外部専門人材を活用してワークショップ、専門家によるトレーニングセッションを行うことにより、デジタルリーダーシップスキルを磨くためのプログラムを行います。「データベース」ではデータの安全かつ効率的な活用について学び，データベースの利用，構築，運用及び保守などについて学習します。

デザイン専攻（専門科目）

　デザイン専攻では、専門科目として「素描」「ビジュアルデザイン」「映像表現」「絵画」等を学習します。「素描」では美術の基礎的な技能であるものを見る力や描写力を身に付けます。「ビジュアルデザイン」では視覚伝達デザインを学びます。絵具を使った実制作を大切にしながら、コンピュータを使った制作も積極的に行い、専門的なデザイン能力の育成を目指します。
デザインセンターふくいや鯖江市、サンドーム福井との連携事業も行い、生徒主体でデザイン制作を行っています。「映像表現」では写真を中心としてアニメーション等も含め多様な映像制作を行います。「絵画」では主に油絵を学びます。「地域のデザイン」では、前期は、プロの眼鏡デザイナーから、本物の眼鏡の製造についてデザインから製造まで一貫して学びます。また、後期はプロのデザイナーから実践的なデザインについて広く学びます。
デザイン専攻では、地域の産業である眼鏡等の伝統産業や、漆器等の伝統工芸の活性化につながる総合的なデザイン力の育成を目指し取り組んでいます。

一般科目: 　一般科目の単位数は普通科スタンダードコースより少なくなっていますが、履修する教科・科目が同じであれば、使用する教科書は変わりません。また、単位数が少ない分、学習内容は精選され、基本的な内容を中心に取り扱います。定期考査については、英語など、単位数がスタンダードコースと同じ教科は、基本的には同じ内容で出題されます。また、漢字テストや英単語テストなども、スタンダードコースと同様に実施されます。; 英語ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝⅠ

言語文化・情報Ⅰ

探究活動について: 　「総合的な探究の時間」を中心とした探究活動は、普通科全コース共通の内容になっています。詳細は、鯖江高校ホームページ学科紹介「普通科スタンダードコース」内の説明をご覧ください

模擬試験・課外授業等について: 　大学進学を希望する生徒を中心として、県模試や外部模試を受験することができます。また、夏季休業中・冬季休業中に実施される課外を受講することができます。その他、三年次に総合型選抜・学校推薦型選抜を受検する生徒は、小論文や面接などの個人指導を受けることができます。

目指す進路、および過去の進路先（過去２年間）

IT 専攻: めざす進路：情報系国公立大学進学（文系中心）、情報系私立大学進学
（進学先）
福井県立大学、京都産業大学　金沢工業大学、福井工業大学、仁愛大学、仁愛女子短期大学
など
（就職先）
福井村田製作所　など
デザイン専攻: めざす進路：美術系国公私立大学進学
（進学先）
京都芸術大学、名古屋芸術大学、福井工業大学、金沢学院大学、大阪芸術短期大学、
仁愛女子短期大学　など
（就職先）
信越化学工業株式会社、株式会社サンルックス　など

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