お知らせ詳細
- 2021.12.20
「眼育さばえ」ビジョントレーニングを体験!
「眼育さばえ」~普通科2年生 SDGs探究活動~
令和3年度 第17号
令和3年12月16日(木)の午後に,普通科2年生「鯖江市SDGs探究プロジェクト」の活動で「眼育」をテーマにしているグループの生徒(39名)が,目の健康体操やビジョントレーニングなどの体験をしました。「眼育」とは鯖江市が「めがねのまち」は「目にもやさしいまち」でありたいという思いから取り組んでいる活動で,今回は鯖江市と連携して活動するNPO法人「みるみえる」の方々にお越しいただき,生徒たちに直接ご指導をしていただきました。
まずは目の健康体操
まずはじめに,ビジョンインストラクターの坂井晴香氏に,鯖江市オリジナルの「目の健康体操」を準備運動としてご指導していただきました。生徒たちは坂井氏の動きに合わせて腕を前に出し,親指を立てて,親指にしっかりとピントを合わせて眼球だけを動かすなど,楽しそうに体全体を動かして,これからのトレーニングに向けてしっかりと準備体操に励みました。
いざ,ビジョントレーニング!
ビジョントレーニングは専用の機器を使い,大型モニターに映し出される映像を指でタッチするトレーニングが何種類かあり,動体視力や空間認識などの能力を測定し,トレーニングすることができるものです。このトレーニングで脳を活性化させ,集中力や判断力を鍛えることができ,スポーツ選手のトレーニングにも活用されています。インストラクターの橋詰公人氏の指導のもと,8人程度のグループごとに順番でビジョントレーニングの体験をしました。生徒たちは楽しそうに,また真剣に取り組んでいて,測定結果や判定が出るたびに歓声が拍手が起こっていました。中にはプロのスポーツ選手並みの測定結果を出した生徒もいて,非常に盛り上がった体験活動でした。
ブロックストリングスも体験
ビジョントレーニングの順番が回ってくるまでは,加藤裕之氏のご指導のもと,丸い球を通したひもを使って,二人一組になって,ブロックストリングスの体験を行いました。ブロックストリングスは両眼が正常に働いているかを知ることができ,両眼視を鍛えることができるトレーニングです。はじめのうちは,生徒たちはなかなか分かりにくそうでしたが,やり方が分かってくると,ひもについている丸い球に視線を集中させて,真剣に取り組んでいました。
生徒の感想
● ビジョントレーニングをしてみて,画面上の点が見えていても的確にタッチできなかったり,空間認識では正確な場所を絞れなかったりしたので難しかったです。
● テニスは動きながらボールを追うので,空間認識や動体視力が大事です。これから見え方を意識したトレーニングもしていきたいです。