お知らせ詳細
- 2024.12.10
「つくる、さばえ」を知ってもらうには?
~2年普通科 探究活動~
地域協働ニュース第9号
12月6日(金)の総合的な探究の時間に,外部講師にお越しいただいて「つくる、さばえ」プロジェクトを広く知ってもらうためのワークショップを実施し,2年普通科の生徒で「鯖江の伝統工芸品をどのようにして後世に残していくか」をテーマに探究活動をしているグループの6名が参加しました。
「つくる、さばえ」とは?
この授業では,鯖江市政策経営部総合政策課より林遼太氏を,そして鯖江市河和田町を拠点に活動している合同会社ツギより東遥花氏と大坪千夏氏にお越しいただき,「つくる、さばえ」プロジェクトを生徒たちと同じような若者にも広く知ってもらうにはどうしたらよいかを,みんなで一緒に話し合いながら進めていきました。
まず「つくる、さばえ」プロジェクトができた経緯について,鯖江市は昔からいろんなものを作ってきた歴史があり,鯖江市内の人に限らず移住を考えている人にも,鯖江で何か作れるのではないかと思ってもらうため,「つくる、さばえ」という合言葉を打ち出して,鯖江に興味を持ってもらう目的で冊子が作られました。しかし作成してまだ1年しかたっておらず,あまり知られていないのが現状なので,特に若い世代で鯖江に関わってくれる人たちにこの地域ブランドをどのように根付かしていくかを,自由な発想で一緒に考えていきたいという目的でこのワークショップが実施されました。

こんな方法はどうかな?
講師の方による全体説明の後,生徒たちは二人一組になって活動を進めました。
まず最初の10分間で,思いついたいろいろな方法を出し合い,全体で発表し,全員でそれらの情報を共有しました。

その後の10分間で,共有した情報も参考にして具体的なことを深堀りし,最後にそれぞれの意見を発表し,次のような提案がなされました。
・鯖江駅と鯖江高校でコラボして,登下校時の時間を利用してスタンプラリーをしてみてはどうか。 ・多くの人が利用する鯖江駅でイベントを開催すると,いろんな人に知ってもらえるのではないか。 ・小中学校の総合の時間に生徒が出向いて発表すると,子どもたちの記憶に残るのではないか。 ・生徒用のタブレットで使えるようなクイズやプログラミングのアプリを作成してはどうか。 ・待ち時間の長い病院の待合室にポスターや冊子を置いておくと,見てくれる人が多いのではないか。 ・つつじバスにラッピングをするとよいのではないか。 |

講師の方からは,今回の意見を参考にして実現させることがあるかもしれないので,今後も引き続き皆さんと一緒に活動いきたいとの言葉をいただき,ワークショップが終了しました。生徒たちにとっても,この活動が今後の探究活動に活かしていけると感じたようでした。

これまでの地域協働ニュースは,次のURLでご覧いただけます。是非ご覧ください。
https://www.sabae-h.ed.jp/chiiki_news