教員研修会が行われました – 福井県立鯖江高等学校  

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2020.07.22

教員研修会が行われました

テーマ「鯖江について」

令和2年7月20日(月)、NPO法人エル・コミュニティ代表 竹部美樹氏をお招きし、教員研修講義が行われました。

「めがねのまちさばえ」統一ロゴを行政からも民間からも発信し、鯖江の知名度が上がっている中、

★国内生産シェア9割を占める「眼鏡産業」

★繊維王国福井の中核を担ってきた「繊維産業」

★1,500年余りの歴史を有し国内の業務用漆器の8割を占める「漆器産業」

この三大地場産業に次ぐ第四の産業として「IT産業」を掲げた鯖江の近年の取組みについて講義していただきました。

世界に展開されるものづくりのまち鯖江と 世界の見本になるまちづくり

市民主役条例のもと、行政の仕事を市民・民間が主体となって行っていること。行政がもっているデータをオープンにして,民間がアプリをつくるオープンデータ先進地として注目されていること。「市長をやりませんか?」コンテストの開催で、全国の学生が提案したプランを行政や民間が積極的に実現させ、全国に同様の企画が広がっていること。全国に先駆けて、プログラミング教育を学校に導入すると同時に、地産地消モデルとなっている講師育成にも力を入れていることなど、色々な鯖江の取組みを一つずつ確認することができました。

さまざまな企業が鯖江にサテライトオフィスを開設する中、民間団体が空き家利用に立ち向かっていることから、今の時代は場所に関係なく活躍ができるが、視野を広げることで更に活躍の場が広がることなど、教育の現場に直結する内容も盛りだくさんでした。

鯖江モデルは世界へ

経済誌Forbes JAPANランキング 日本を面白くする「イノベーティブシティ」ベスト10では、全国1,700以上の自治体の中で鯖江市は第四位!!2015年に出版された「福井モデル」は韓国版が出版され、韓国からも鯖江に多く視察が訪れていることなど、鯖江市は今や、全国のみならず世界から注目されていることに誇りを感じる講義となりました。

講義の最後には色々な感想が飛び交いました。

◆伝統を守りながら時代とともに新しいことに挑戦し続けているこの鯖江市が、自然環境をどれだけ美しく残すかという視点も大切に、生き残れるまちであって欲しい。

◆プログラミングを学び、世界的視野のもてる子の育成は素晴らしい。

◆生徒と一緒に答えを探しに行く、生徒と挑戦していくことが大切だと思った。

◆講師の姿勢を見習い、生徒と多くの時間を共有し、生徒の目線になり、寄り添い認めることで信頼関係が生まれると感じた。

               
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