「鯖江市の企業との交流会」が行われました – 福井県立鯖江高等学校  

地域協働事業NEWS詳細

2020.08.19

「鯖江市の企業との交流会」が行われました

働く意義や社会貢献、目指す社会の実現に向けた課題を学ぶ

8月17日(月)、本校の探究科1年生を対象に、「鯖江市の企業との交流会」が実施されました。本校は2019年度に文部科学省から「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」に指定され(3年間)、鯖江市と鯖江商工会議所と相互連携協定を締結しています。今回は、鯖江商工会議所の方々にご協力いただき、鯖江市内の5つの企業との交流会を鯖江商工会議所にて開催しました。

  • 交流企業(五十音順)

(株)シャルマン (株)白崎コーポレーション (株)フクオカラシ (株)ボストンクラブ (株)ヨシケイ福井

交流会では、SDGsを意識した活動、優れた技術、海外展開している企業にお勤めの方々から直にお話を伺うことで、働く意義や社会貢献、目指す社会の実現に向けた課題について学び、今後の探究活動の課題設定に活かしていきます。今回は、福井新聞社、福井テレビ、FBC、丹南ケーブルテレビの方々に取材に来ていただきました。

交流

生徒は5つのグループに分かれ、1人2社と交流しました。事前の「探究」の授業で、交流する企業についてホームページ等で下調べを行いましたが、企業の方々から直にお話を伺うことで、仕事に対する熱意やこだわりを実感できたようでした。

レポート作成と発表

交流した企業のうち、1社のレポートを作成し、企業の方々の前で発表しました。生徒は少し緊張した様子でしたが、交流していない企業の発表も聞くことで、身近な所に日本や世界に誇る高い技術をもった企業が数多くあり、どの企業も人や社会のために仕事をしているということを感じ取ったようでした。

【生徒の感想より】

★シャルマンさんから「エクセレンスチタン」を開発するのに10年かかったと聞き、眼鏡フレームのようなあまり気にしない部分にも技術がつまっていて、たくさんの人の失敗や努力があることを知った。

★白崎コーポレーションさんから環境に配慮した製品づくりを目指していると伺い、改めて自分の行動を振り返り、意味のある行動をしたいと感じた。

★フクオカラシさんの「1つのネジにも、たくさんの人の繋がりがある」という言葉がとても印象に残り、どんな仕事も誰かに支えられ、誰かの役に立っていると感じた。

★ボストンクラブさんの眼鏡のデザインに対する熱意はとても強く、海外の人にも鯖江の眼鏡が誇れるように、目標や目的をもって仕事をしていることに感銘を受けた。

★ヨシケイ福井さんのお客様を第一に考え、どんな日でも食材を届けるという強い思いと、SDGsの取組みの一つである女性が働きやすい会社と地域づくりの思いが伝わってきた。

               
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