仁愛大学との高大連携・高大接続に関する協定書締結! – 福井県立鯖江高等学校  

地域協働事業NEWS詳細

2021.03.20

仁愛大学との高大連携・高大接続に関する協定書締結!

教育のより一層の充実を図る

2月26日(金)本校は仁愛大学と、高大連携・高大接続に関する協定を締結しました。協定により、来年度以降の探究活動指導や授業力向上のための改革を、これまで以上に充実させていくことができるようになります。

仁愛大学で行われた締結式で、田代俊孝学長は「高大接続改革は国の教育改革にとって重要な施策である」とした上で、「仁愛大学は地域に密着した大学であり、大学のもつ知見や知的財産を地域に還元していくことは使命である。地元の鯖江高校との交流推進を図り、高等教育の充実に寄与できることは大変うれしい」と挨拶されました。

また、福嶋洋之校長は「社会の持続的な発展を支え、生きる力を育成していくことは、高校・大学両者の喫緊の課題」であるとし、「新たに始めた本校の探究活動に対して、大学の先生方のご指導をいただき、また、教員の授業力向上やICTの活用等さまざま分野でのご支援をいただけると期待でき大変心強い」「鯖江高校の生徒と仁愛大学の学生、教職員相互の交流によって、教育の質的転換と生徒や学生の着実な成長につなぎたい」と語りました。

鯖江高校は、文部科学省所管の「地域との協働による高等学校教育改革推進事業実践校」の指定を受けたことを契機とし、令和元年6月に自治体・産業界との相互連携協定を締結し、地域との協働を柱に、普通科専門コース・探究科の特性を活かしつつ、持続可能な地域社会を形成する市民の育成に向けたカリキュラムの開発を進めています。今回新たに、仁愛大学との連携協定を結んだことにより、行政・経済界・研究機関の全面的サポートを受けられるようになり、地域に根ざした学校づくりの推進と、将来、地域で活躍する市民の育成を目指すための環境が整ったといえます。この環境をどのように活用していくか、具体的な活動内容は今後決めていきますが、私たち教員の手腕が問われます。

               
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