2年生 SDGs啓発ポスター発表 – 福井県立鯖江高等学校  

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2021.03.20

2年生 SDGs啓発ポスター発表

令和3年3月16日(火),2年生の総合的な探究の時間において,SDGsに関する啓発ポスターを発表する授業が行われました。

コメンテーターとして鯖江市より齋藤邦彦氏,服部聡美氏,さばえSDGs推進センターより仲倉由紀氏,川口サマンサ氏,4名の方にお越しいただき指導・助言をいただきました。

誰一人取り残さない

各クラス4人前後のグループに分かれ,それぞれのグループが,世界や国内,また福井県内で発生している問題点について調査し議論を重ね,一枚の啓発ポスターに仕上げました。

スクリーンにポスターを映しだし,発表者は全員前に出て,先ずSDGsの目標の何番の啓発ポスターを作成したかを発表しました。貧困・飢餓・教育の質や男女格差,貧富格差や気候変動,17の目標からそれぞれのグループが様々な問題をテーマに選びました。

選ぶ目標番号も違えば,生徒一人ひとりの観点も様々で,一年間SDGsを学んできた成果発表を兼ねた,とても幅のある奥行きを感じる発表会でした。

SDGsが掲げる“誰一人取り残さない”世界の実現のために,自分たちができること,自分たちが日々意識すべきことを,ポスターをつくりながら,そしてお互いの発表を聞きながら学んでいたようです。

ポスター作りは,文字やイラスト,写真の配置で随分と印象が変わり,キャッチコピーが一目見た人の興味を惹くなど,色々な要素が詰まっていることも学習できたようです。

発表者は,工夫した点やSDGsについて学んだことなどを,聞き手に伝わるよう端的に,大きな声を意識して発表していました。聞き手の方も,しっかりと発表者の目を見て,共感しながら真剣に聞いていました。発表の仕方だけでなく,発表者が発表し易い聞き方も,とても向上していました。

2025年大阪万博:テーマはSDGs

最後に,SDGs推進センター仲倉副所長より講評をいただき,「4年後の,2025年大阪万博のテーマはSDGs,ここにいる皆さんが,ちょうど社会にでたり社会にでる準備をする時期で,自分たちの生活をしていく上でSDGsが大切になってくると思う。是非その時に,高校で学んだことを思い出してほしい,今日の授業も含めて高校で学んだことを大事にしていってほしい。」エールをいただきました。

生徒の感想より

1年間SDGsについて学んできて、多くの課題がまだまだ残っていることに気付きました。私たち一人ひとりができることを考えて、 行動していくことが大切なんだと感じました。

様々な問題が絡み合っていると思いました。自分にできることから 行動していきたいです。

               
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