キーワードは「鯖江市」と「SDGs」! ~普通科2年生 総合的な探究の時間~ – 福井県立鯖江高等学校  

地域協働事業NEWS詳細

2021.04.30

キーワードは「鯖江市」と「SDGs」! ~普通科2年生 総合的な探究の時間~

令和3年度 第1号

PR動画制作のイメージを持とう!

4月16日、2年生の「総合的な探究の時間」の活動が始まりました。 今年度は、これまで学んだ探究活動のためのスキルを活用して、「鯖江市」と「SDGs(国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17の目標)」をキーワードに、鯖江市の抱える課題について、グループにわかれ、SDGs の視点で解決策を探究していく活動をおこなっていきます。

オリエンテーションでは、まず、「自分の住んでいるところにどんな課題があるのか」という問いに対しそれぞれで考えた後、「では、その課題は誰が解決するの」と考えを進め「自分たちの地域の課題を自分たちの問題として捉え、解決していこう。」「SDGsを市全体で推進している鯖江市の取り組みを深く知り、高校生の視点で何ができるか考えていこう」という総合的な探究の時間の活動のテーマについて、再確認しました。                 今年の大きな活動のひとつは「鯖江市のSDGsの取り組みをPRする動画制作」です。この取り組みについての概要理解のため、丹南ケーブルテレビ株式会社より 林良宗さん、鯖江市SDGs推進センターより 仲倉由紀さんをお招きして、ご講演をいただきました。

まず、仲倉さんからは、鯖江市は持続可能なまちづくりを進めていくために、17の目標のうち、5番の「ジェンダー平等の実現と女性活躍」を礎に、持続可能な地域モデル「めがねのまちさばえのSDGs」の確立に向けて、様々な活動をされているというお話を伺いました。
また、世界中の人が注目してくれる動画企画を鯖江高校から発信していくために、まずは、私たち自身がSDGsについて、「なぜこの目標が設定されたのか?何が問題なのか? 取り組まなかったらどうなるのか?私たちは何ができるのか?について考えてみよう。その上で、現状を調べ高校生だからできることに取り組み、発信していってほしい」というお話があり、生徒たちもSDGsの理念や鯖江市の活動について学ぶと同時に、今年度の活動へ意欲を高めていました。

さらに、SDGsをテーマにしたイメージ動画を視聴し、林さんからは、動画の種類、視聴者を惹きつけるための工夫についてのお話やドローンを使った撮影のご提案をいただきました。生徒たちはSDGsの内容について再確認すると同時に、動画制作についてのイメージを膨らませていました。

【生徒の感想から】

今日はさらにSDGsについて深く考え直すことができてよかった。今まで自分達はSDGsについて教えてもらう立場だったが、これからは自分たちが教えていく立場になるために、さらに深く知る必要があるなと思った。僕たちは動画をみたり、触れたりする機会が多いので、その経験や知識を動画制作に生かしたい。

よい動画を作れるように、たくさんアイディアを出したいし、初めてSDGsを知る人にも簡単に伝わるように工夫できたらいいなと思いました。

鯖江市はSDGsに深く貢献していて、その活動で国連や国にも認められていることがわかりました。自分たちもこうした活動をたくさんの人にアピールできる動画を作りたいです。

この授業で鯖江市の未来について考えました。今までとは違い気持ちが未来について考える方向に向かって行っているので、この気持ちを忘れずにこれからの授業にも取り組んでいきたいです。

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