卒業式 – 福井県立鯖江高等学校  

お知らせ詳細

2021.03.02

卒業式

 3月2日(月)、令和2年度 福井県立鯖江高等学校全日制課程第73回、定時制課程第69回卒業証書授与式が厳粛に挙行されました。

 校長先生より全日制課程185名、定時制課程15名に卒業証書が授与されました。今年も新型コロナウイルス感染症対策のため、在校生が出席しない卒業式となりましたが、校長先生は式辞で温かい励ましの言葉を贈りました。また、来賓の方から心温まるお祝いの言葉や多くの方々より祝電をいただきました。

<校長式辞>

 今年度はいきなりの臨時休業から始まった。朝登校し授業を受ける、放課後は部活動に励んだり、アルバイトに精を出したりするなど。そんな当たり前のことが、いかに貴重で有意義なことだったか。「失って初めて、その大切さを知る」、今回改めてこのことを確認できたとしたら、今年度の様々な経験も大きな意味があった。

 本校の「教育方針」3つのうちのその1つ目は「1.真理と正義を愛し、生命と平和を尊ぶ人間を育成する」である。卒業生の皆さんには今後も身に付けた真理と正義を更に磨き、生命と平和への思いを新たにするとともに、安心安全で戦いや差別のない社会の構築に貢献してほしい。

<PTA会長祝辞>

 自粛、また急な変更の多い1年だったと思う。いろいろなことがあったが、今思い返すと、一昨年の駅伝大会県予選会で7年ぶりの全国大会の切符を手にしたことが非常に印象に残っている。私も一緒に応援し、鯖江高校を誇らしく思った。

 私の好きな言葉に「Connecting the dots(コネクティング ザ ドッツ)」がある。これはスティーブ・ジョブズ氏の言った言葉で、点と点をつなぐという意味である。「今やっていることは何のためなのか分からない」、「結果につながらない」ということもたくさんあると思う。しかし、振り返ってみるとこれまでの様々な経験は今後の人生に必ずつながっていく。より良い人生になるように、挑戦する気持ちを忘れずに今を精一杯生きてほしい。

           
               
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