2年生の探究活動中間発表会を行いました – 福井県立鯖江高等学校  

お知らせ詳細

2023.11.14

2年生の探究活動中間発表会を行いました

~2年探究科・普通科 探究活動~

地域協働ニュース第14号

 11月9日(木)に2年探究科,10日(金)に2年普通科の生徒が,総合的な探究の時間で,これまでに取り組んできた成果や今後の見通しなどについて中間発表会を行いました。この発表会では発表内容をもとに生徒たちで積極的にディスカッションすることで,疑問に思う力,着眼点を見極める力,質問に的確に答える力など,様々な能力を育成することも目的としております。また,本校と三者連携協定を締結している鯖江市役所,鯖江商工会議所,および高大連携・高大接続協定を締結している仁愛大学から助言者をお迎えして,それぞれの立場からご意見やご指導をいただきました。

これまでの助言を踏まえて

 探究科では6・7限目に4教室に分かれて,鯖江市役所および仁愛大学から助言者をお招きして,計19の発表が行われました。探究科では1年生の後半からテーマや問いの設定などを行い,探究活動をスタートさせてきました。探究科は,今年度6月に行われた「鯖江市職員へのプレゼンテーション」と7月に仁愛大学で行われた「課題研究作戦会議」に参加し,これから研究していこうとする内容を発表するとともに,外部の方からの助言をいただいたり,他校の生徒とディスカッションをしてきたりした経験があります。これらの助言や意見をもとに研究内容を練り直したり,深めたりして今回の発表会を迎えたので,その成果が少しずつ現れた発表になっていました。今回の助言や意見を取り入れ,外部の研究発表会にも積極的に参加し,最終的には来年度の5月に計画している鯖江市役所での研究発表会に向けて,より深い探究活動をしていくことになっています。

初めての研究発表

 一方普通科では,クラスごとで鯖江市役所および鯖江商工会議所から助言者をお招きして,計35の発表が行われました。普通科では2年生になってから本格的な探究活動がスタートし,まず初めにさばえSDGs推進センター職員によるSDGsの特別講義と,仁愛大学教授による探究方法に関する特別講義を受講した後,グループごとに探究活動を行ってきました。7月には一斉にフィールドワークを行い,地域の方々にご協力をいただきながら研究活動をまとめてゆき,今回の中間発表会を迎えました。今回は普通科の生徒にとって初めての発表会であり,それぞれに成果と課題が見つかったようで,そのことを踏まえて今後は3月に予定されている最終報告会に向けて準備を進めていきます。

効果的に伝えるためには?

 今回,助言者としてご参加いただいた方々からは,それぞれの立場や視点から助言をいただきました。探究の方法やデータの扱いについては,伝えたいことを明確にし,それを立証できるデータを収集・分析すること,また他のものと比較するなど,分かりやすく表現することが大切です。またプレゼンテーションの方法として,最初に相手の興味を引くようなスライドを取り入れたり,効果音を入れたりすることも考えられるのではといった意見もいただきました。


           
               
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