JRC部が国際小児がんデー街頭啓発活動を行いました!

 2月15日は『国際小児がんデー』です。そこで、2月11日(日)、「公益財団法人がんの子どもを守る会」主催の街頭啓発活動に参加しました。アルプラザ鯖江にて、丹南エリア初の取り組みとして小児がん理解啓発用品の配布や募金活動を行いました。たくさんの方から温かいご支援をいただき、小児がんの子どもたちの力に少しでもなれたことをうれしく思います。

SDGsを知ろう! 探究活動スタート!

~1年普通科 総合的な探究の時間~
さばえSDGs推進センター職員による特別授業

 これまで1年普通科の総合的な探究の時間では,探究活動するための準備段階として,1学期に基礎スキルを身につける様々な学習を行い,2学期からは自分の興味や関心・将来やってみたいことなどをもとに記事のテーマを設定し,新聞記事としてまとめる活動を行ってきました。そして,2年生から本格的に探究活動を行っていけるよう,3学期に外部講師を招聘して特別授業をしてもらうことになっています。今回はその第1弾として,2月16日(金)にさばえSDGs推進センターから関本光浩所長と川口サマンサ様にお越しいただき,探究活動のテーマであるSDGsについて,目的や現状,鯖江市の取り組みなどを分かりやすく教えていただきました。

無関係ではいられない!

 初めに関本所長からSDGsとはどのようなものかを,分かりやすく教えていただきました。
 SDGsの17のゴール(目標)は,経済,社会,環境がバランスをとらないと達成できないことや,それぞれのゴールが密接に繋がっていること,そしてそれらを達成するには企業でしかできないこともあるが,個人でできることが必ずあると言われました。そこで大切なことは,「無関心ではいられるが,無関係ではいられない」ということで,他人事ではなく自分ごととしてとらえ,自分の興味のあることから調べていき,そこから自分でできることを考え,いろいろな目標につなげていくとよいと教えていただきました。

鯖江市はジェンダー平等!

 次に川口サマンサ様からさばえSDGs推進センターと,鯖江市のSDGsの取り組みについて説明をしていただきました。
 鯖江市が一番力を入れて取り組んでいるSDGsの目標はジェンダー平等です。鯖江市は3つの地場産業(めがね,漆器,繊維)が盛んで,昔から女性たちによって支えられてきました。そのため女性が私生活と仕事を両立させる風土が根付いており,鯖江市全体がワークライフバランスを大切にして,男女関係なく,自分らしく働ける環境づくりに取り組んできました。そのことが評価され「SDGs未来都市」と「自治体SDGs事業」に選定され,すべての人々がSDGsを自分事として捉えられるようにするための拠点施設として「さばえSDGs推進センター」が設立されました。
 さらに,鯖江市がジェンダー平等に力を入れるのは「ジェンダー平等こそが輝く未来へのカギ」として,ジェンダー平等が進めば,他のすべての目標によい影響を与えるからであると説明されました。しかし,ジェンダー平等はなかなかすぐには結果が見えてこない難しい目標で,達成できた国はないそうです。その課題に対して,なぜ男女の家事の仕事に差があるのか,何が原因なのか,自分たちで何かやっていけないかなどを自ら考えていくと面白いのではないかとの提案もしていただきました。
 最後にSDGsは一人でやろうとしないで,みんなで分担すれば達成できる。「1人の100歩より100人の1歩」そして「Think globally! Act locally!」の理念で,世界的な視野で地域で行動することを頭に入れて活動してほしいとまとめられました。
 次回は仁愛大学の先生をお招きし,「問いの立て方」について特別授業をしていただきます。


令和6年能登半島地震募金活動

令和6年1月1日(月)に起こった能登半島地震。
被災された多くの方々へ、自分たちにできることは何かと話し合い、生徒会が中心となって約二週間、募金活動を行いました。全校生徒の気持ちが、少しでも被災された方々の支えになることを願っております。
鯖江高校のみなさんから集まった募金は、生徒会長と副会長が代表して、鯖江市役所(防災危機管理課)に「令和6年能登半島地震義援金」として届けました。

「障がい福祉の魅力発信」パネルディスカッションに参加しました。

 2月1日(木)、福井県障がい福祉課によるパネルディスカッションに参加しました。1年生健康福祉専攻の生徒を対象に、施設で働く若手職員2名をパネリストに迎え、介護の仕事を選択することになった体験談等のお話をお聴きしました。先輩の話を聴き、生徒たちは介護の仕事へのイメージが変わりました。