こんにちは、クッキング部です。

今回のメニューはスノーボールクッキーです。

プレーンの他に、アーモンドプードルを入れて作る班と、ミルクチョレートの班の3班に分かれて作業を進めました。途中、なかなか小麦粉がまとまらず、バターやサラダ油を追加したものの、食べてみると、おいしく出来上がりました。

間もなく1学期も終わります。3年生の活動は残すところあと1回になりました。

次回もお楽しみに♪

7/14 スノーボールクッキー

自分を知り,社会の現状を知って,自分の将来を考えよう!

明治大学職員によるキャリア講座

~鯖江市連携事業~
地域協働ニュース第10号

 鯖江市と連携協定を締結している明治大学より,学生たちにキャリア支援を行っている職員にお越しいただき,鯖江高校生に向けたキャリア講座を,夏休み初日である7月21日(金)に行いました。
 この講座は,明治大学で学生に直接指導されている専門的な立場の職員の方から,社会の現状や企業の求めている人材などを指導していただいて,なぜ大学に進学するのか,どのような職業につきたいのかなど,自分の将来をしっかりと考えていく機会にしてほしいと企画されたものです。講師として明治大学就職キャリア支援センターの宮﨑由剛様をお招きしました。夏休みの初日に実施することで,自由にできる時間を目的を持って過ごし,今後の高校生活を充実させてもらおうと計画したところ,参加を希望した約50人の生徒が受講しました。

将来について考えてみよう!

 中学,高校を通して,進学に関するセミナーは経験があると思いますが,その先の就職のことを考えたセミナーはあまり経験がなかったのではないでしょうか?
 今回のセミナーでは,将来の就職を考えるために必要な知識や行動を中心に説明をしていただきました。
まずは,企業はどんな人材を求めているかについて,学問で得られる専門知識やスキル以外に,仕事をする上で必要な力である「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームではたらく力」を説明され,その中でも採用時に最も重視するのは「前に踏み出す力」の1つである「主体性」であると言われました。

自分について知ろう!

 また,進路を決めるためには自分を知ることが大切であり,自己理解を深めることで,何を選択するか基準や軸が定まり,自分に何が足りないかを把握でき,自分の特性を言語化できることを説明されました。
 そこで,2人1組になり,一人が「あなたが興味あるものは何ですか?」と質問し,もう一人がそれに対して1分間答え続けるというワークを行いました。自分の好きなことでも1分間話し続けることは難しいことで,このことでこれまでにあまり意識していなかった興味などを言語化することができ,自分で意識することができるようになります。そして,この結果を関連づけすることで,この世の中のどんな仕事が当てはまるかを考えることができるようになります。こうして,はっきりした目標が定まることにより,具体的に大学選択,職業選択ができ,それに向けて主体的に行動していくことができるようになります。

「点 = 経験」を増やす!

 最後に,今後の行動として,まず「点 = 経験」を増やす,そしてその経験によって,自分にどんな変化があって,次に何をするかを考え,主体的に行動をして更に「点 = 経験」を増やす。その点と点をつなげていくことで,自分自身が成長でき,未来の自分のストーリーができてきますとアドバイスをしていただきました。
 この講座で学んだことを意識して,まずはこの夏休みをどのように過ごすかを自分でしっかりと考えて,「主体的」に活動をして,いろんな経験をしてくれることを期待しています。


新聞記事の書き方を知ろう!

~福井新聞社記者による特別授業~
普通科1年生
地域協働ニュース第9号

 普通科1年生は総合的な探究の時間で,2学期から新聞づくりを通した個人探究活動を行っていきます。そのスタートとして,福井新聞社みんなの新聞推進室 室長 五十嵐靖尚様,同記者 後藤奈央様より,新聞記事の書き方についての特別授業を行っていただきました。前半は五十嵐様から「新聞記事の書き方」について,新聞の紙面の特徴,取材や原稿づくりのポイントについて,わかりやすく説明をしていただきました。後半は後藤様の説明を受けながら,ペアで実際にインタビューを行い,その内容を記事にするというワークショップを行いました。

新聞記事~何をどうやって伝えるのか~

 まず新聞記事とは,記事を通して「事実(出来事・内容)」と「思い(論表+解説)」を伝えるもので,テーマ「何を伝えたいのか」をはっきりさせることが重要であることを学びました。また,「よりよい記事にするための情報収集法」,「Why? How? を意識した思いを聞き出すインタビュー法」,「話を引き出すテクニック」や記事に説得力を持たせるために,「数字や観察から得られる具体的な表現を用いる方法」についても学びました。さらに,様々な記事のスタイルやグラフィックの必要性,ミスをしないための注意などについても, ご自身の経験を交えながらわかりやすくご説明いただきました。生徒達自身も,実際の新聞記事を使って見出しを考えたり,大事なことを前にもっていく構成やわかりやすい文章について考えたりして、記事づくりに対する理解を深めていました。

話を引き出すテクニック
1.あいづち・・・相手が話しやすく
2.うながす言葉・・・次の質問につながる
3.聞き直し・・・聞き間違いの防止
~取材(インタビュー)のポイントより~

取材にチャレンジ!

 ワークショップでは,隣の生徒とペアを組み,「A:中学校時代の一番の思い出 B:春夏秋冬で一番好きな季節は」という2つのテーマのうち一つを選び,互いにインタビューをし合いました。前半で伺った「インタビュー前に質問をしっかり考える」というお話のとおり,生徒たちは,真剣に質問を考えていました。その後互いにインタビューを行い,苦戦しながらも「固有名詞は間違えない」「5W1Hに気をつける」「事実を正しく伝える」「インタビューで相手の思いを引き出して記事にする」など、学んだことを自分の記事に織り込もうと,熱心に記事づくりに取り組んでいました。

生徒のコメントより

 終了後の生徒の感想には「見出しをつける難しさを知った。語数に制限があるので,何を一番言いたいのかよく考えた。」「決められた語数に合わせて文章を書いたり,見出しを考えたりするのがとても難しかった。」「質問をしっかり考えたので,相手からいろいろな話を聞くことができた。記事も頑張って書いてよいものになったと思う。」「読者を引きつける紙面や記事をつくるための工夫を知り,2学期の自分の新聞づくりに活かしたいと思った。」などの感想がありました。
五十嵐様の言葉にもあったとおり「事実を知り,世の中を考えるためのツールとしての新聞」づくりを通して,今後の個人探究が深まっていくことを期待します。


7月20日(木)1学期の終業式が行われました。

熱中症等の対策のため、終業式は全クラス教室でリモート配信を視聴しました。
学校長式辞では、先日開催された同窓会総会での鯖江高校に対する期待にも応えられるように、勉強、行事、部活動に精一杯取り組んでほしいという話がありました。
式の後、夏休みを迎えるにあたっての心構えや注意事項についての連絡がありました。

薬物乱用防止教室

7月18日(火)に丹南健康福祉センター地域支援室の前川聡史様をお招きして、薬物乱用防止教室を実施しました。リモート配信による講義でしたが、全学年全クラスの生徒が真剣な眼差しで「薬物がいかに危険であるか」について学んでいる様子でした。親しみやすいように薬物には隠語があることや薬物乱用による心身への影響、市販薬を乱用する「オーバードーズ」などについて講話をいただき、生徒たちは、絶対に薬物乱用はしてはいけないと、強く心に留める機会となりました。

令和5年度鯖江高校同窓会総会・懇親会を開催しました。

7月9日(日)午後2時よりサバエシティホテルにて令和5年度鯖江高校同窓会総会、あわせて第33回卒業生の学年合同懇親会を盛大に開催しました。
総会は、宇野会長、本校校長のあいさつに始まり、令和4年度事業実績、決算報告、役員改選、令和5年度事業計画、予算を滞りなく決議しました。その後集合写真を撮り、懇親会では鯖江市長よりお祝の言葉をいただき、その後関西支部長の笠島様の乾杯を皮切りに宴がスタートしました。4年ぶりの開催ということで、参加者の皆さんは新鮮さも感じながら、懐かしい仲間や恩師との出会いに感動していました。

1年、進路学習・職業別説明会

7月12日(水)、1年生が進路学習を行いました。全体講演では「進路実現に向けて」というテーマでベネッセコーポレーションの大友崇禎さんからお話をしていただきました。講演後の生徒の感想には「夏休みも計画を立てて学習に取り組みたい」「この夏に勉強を習慣化し、苦手科目にもコツコツ取り組みたい」「自分の将来のために今できることを精一杯頑張りたい。」と高校1年の夏に大切なことを生徒は学んだ様子で、それぞれの可能性をより伸ばせるよう今後に活かしてほしいと思います。

また、職業別説明会では28分野の説明会が開かれ、生徒たちはその中から2つ選び、話を聞きました。それぞれ、興味のある職業・分野についての道のりや特徴を知ることができ、自分の将来や進路について考えるきっかけになったようです。

伝達表彰式・壮行式

7月7日(金)に伝達表彰式・壮行式がリモート配信にて行われました。
伝達表彰式では、6月に行われた北信越高校総体(体操部、陸上部、なぎなた部、アーチェリー部)と福井県春季高校総体(水泳競技)において見事な成績を収め、表彰されました。リモート配信ではありましたが、輝かしい結果を報告してくれた生徒たちには大きな拍手が送られました。
続いて、全国総体(体操・陸上・なぎなた・アーチェリー・弓道)、全国総文(吹奏楽・美術)、北信越総体(水泳競技)、全国高等学校野球選手権福井大会及び福井県吹奏楽コンクール(兼全日本吹奏楽コンクール福井県予選)の壮行式が行われました。全国総体・北信越総体・全国総文に挑む生徒たち、甲子園を目指し県予選に挑む野球部員の決意の言葉からは、大会に懸ける熱い想いを感じ取ることができました。友達や仲間のエールを胸に、悔いが残らないよう精一杯頑張ってください!全校生徒一同皆さんのご活躍を応援しています!

伝達表彰の様子

生徒会長からの激励の言葉

各部代表による決意表明

令和5年度 北信越地区高等学校PTA連合会研究大会

和5年度 北信越地区高等学校PTA連合会研究大会 新潟大会が7月14日(金)~15日(土)に新潟県民会館で行われました。本校からは、高橋PTA会長、川崎PTA副会長、浅井校長と事務局の田中教諭の4名が参加しました。
14日(金)は開会式のあと、新潟県立新潟中央高校器楽・管弦楽部およびコーラス部によるアトラクションや各県代表PTAの発表があり、教育懇談会では各県PTAの情報交換が行われました。15日(土)には、新潟県出身の高橋克実様による記念講演(「僕が役者になった理由 ~少年時代が育んだ映画やドラマへの憧れ~」)がトーク形式で行われ、テレビで拝見するような軽快な笑いを交えたトーク内容で、参加者の興味・関心をくすぐるような講演となりました。

地元企業の取り組みを知ろう!

~鯖江市の企業との交流会~
探究科1年生

 鯖江高校と連携協定を締結している鯖江商工会議所のご協力を得て,今年も探究科1年生を対象に「鯖江市の企業との交流会」を7月10日(月)に行いました。この活動は,鯖江市で活動している企業の方と直接交流し,各企業が取り組んでいる活動内容を知ることで,自分自身の今後の進路について考える一助とするとともに,いろいろなことを考えて質問したり,発表したりするコミュニケーションスキルを向上させることを目的としています。

今回参加していただいた企業は下記のとおりです。(五十音順)
・(株)乾レンズ 様
・(株)タケベ無線 様
・(株)TOKO 様
・プラスジャック(株) 様
・(株)ヤマト工芸 様

SDGsはビジネスチャンス!

 今回は「SDGsへの取組みと企業利益」というテーマで,各企業の活動や取組みについて説明をしてもらい,生徒は事前に調べて準備しておいたものと交流会での内容を踏まえて,各企業の方に自分たちの意見を提案するという形式で実施しました。
SDGsは企業だけではなく,私たち個人もみんなが取り組んで実現していかなければならないものです。そのため,これまでになかった商品やサービスを開発することにより,新たなニーズに対応していくことができる大きなチャンスであると言われ,そのための具体的な商品開発や取り組みを,教えていただきました。

 企業からの説明の後,生徒たちは事前に調べたことと今回の交流で知ったことをもとにして,生徒たち自身の意見を企業の方に提案し,意見交換を行いました。自分たちの提案に対して,企業の方から直接反応をいただくことができ,今後の探究活動を進めていくための重要な体験ができました。

いろんなことにチャレンジして!

 最後に各企業の方々から様々な感想をいただきました。生徒たちの提案については,「実際の社員からは上がってこない鋭い意見や,若者らしい意見をもらった」「社会人になると,いろんな余計なことをごちゃごちゃ考えてしまって,なかなか踏み出せないところを,皆さん若い力で,これはということを鋭く言ってくれた」など,企業の方にとってもよい刺激を受けることができたようでした。そして生徒たちに向けて「いろんなことに意欲をもってチャレンジして,たくさんの経験を積んでいってほしい」「楽しく活動をしていってほしい」とエールを送っていただきました。