第1回 朝読書開始

 鯖江高校には年3回、学期末に「朝読書週間」があり、第1回の「朝読書週間」が1学期期末考査終了後の7月4日から始まりました。10分間という短い時間ですが、生徒達は静かに読書を楽しんでいました。

<生徒の感想より>

・家では(読書をするための)まとまった時間がとれないことが多いので、学校で読む時間がしっかりあってよかったです。

・最近は勉強ばかりで大変だったけど、久しぶりに本を読むことができてリラックスできました。

・朝読書をしてみて、朝からスッキリした気持ちで読書することができました。普段時間がなくて長編の物語が読めなかったのですが、今回時間を作ってくださったおかげで、長い物語にも挑戦することができました。

北信越地区高等学校PTA連合会研究大会長野大会に参加しました

 令和6年度 北信越地区高等学校PTA連合会研究大会 長野大会が7月5日(金)~6日(土)にホクト文化ホールで行われました。本校からは、高橋PTA会長、髙橋PTA副会長、杉本副会長、多田総務委員長、石津校長と事務局の田中教諭の6名が参加しました。
 5日(金)は開会式のあと、長野西高等学校バトン部によるアトラクションや各県代表PTAの発表があり、教育懇談会では各県PTAの情報交換が行われました。6日(土)には、長野県出身の金メダリスト小平奈緒氏による記念講演「知るを愉しむ」が行われました。ご自身のスケート人生を振り返りつつそこから学んだことなどを話され、参加者にとっても子育てや気持ちの持ち方など、啓発されたり、自己を振り返ったりできる内容でした。

教員が学ぶ,指導力向上と鯖江の未来!

~教員研修会~
地域協働ニュース第6号

 教員の指導力向上と,地元の鯖江市を拠点として活躍されている方の取り組みを知ることで,今後の探究活動の支援を含めた様々な教育活動で役立てることができるよう,7月2日(火)に教員研修会を実施しました。前半では,教員同士で4~5人のグループを作り,指導力向上に向けたワークショップを,後半では,株式会社キッソオ代表取締役社長の吉川精一氏をお招きし,自社での取組みや地域全体を盛り上げるための取り組みについて詳しく教えていただきました。

指導力を向上させるには?

 まず前半のワークショップでは,1年生の生徒たちが最初の総合的な探究の時間に行うブレインストーミングとKJ法を教員たちが実際に行って,教員の指導力を向上させるためにはどのようにすればよいかを考えていきました。まずはブレインストーミングで「指導力を向上させること」で思いついたものを思いつくままに付箋に書いてホワイトボードに貼り出し,KJ法によって貼られた付箋をまとまりや繋がりを考えて整理し,それぞれのグループでの意見をまとめました。教科や部署,世代の枠を越えて様々な意見を出し合ってディスカッションをしたことで,新しい考え方ができたり情報を共有したりすることできました。

会社の未来,地域の未来を見据えて!

 後半では,株式会社キッソオ代表取締役社長の吉川精一氏より「新たな市場に挑戦」というテーマで講演をしていただきました。まずは事業内容の紹介をした後,新たな事業を展開していくためのこれまでの取り組みや今後の展望について詳しく教えていただきました。新たな事業を展開するために,福井県眼鏡工業組合の青年部で「自分たちで新しいものを作って,自分たちで売る」ための勉強会をスタートさせ,自分たちの持っている技術やノウハウをいかして新しいものを作ろうと活動をしてきました。どのような商品を作るか,どのように販売するかなど様々な課題に直面してきましたが,試行錯誤を重ねることで,ヒット商品を生み出すことができました。
 そして会社の発展だけではなく,地域の未来も見据えた活動にも参加し,河和田地区をオープンファクトリーで地域全体を盛り上げて鯖江に興味をもってもらう取り組みをしています。現在では活動範囲を越前鯖江エリア全体に広げ,年1回だけのイベントではなく,「越前鯖江エリアを日本一の産業観光地域にする」というビジョンのもと,通年で観光ができるよう,いろいろな事業を展開しています。

鯖江という地域の強みは?

 最後に教員が「鯖江という地域の強みは」という質問をしたところ,吉川氏は「ものづくりが一番の強み」だと答えられました。メガネの生産拠点は鯖江とイタリア,中国,韓国の4カ所あり,「ブランド物が欲しい人はイタリアへ,安価なものは中国や韓国へ,いいものが欲しい人はみんな鯖江に来る」と説明し,これが鯖江の強みだと強調され,あらためて私たちは鯖江がメガネのまちであることを実感することができました。

 今回の研修の成果を今後の教育活動で活かせるよう,更に教員間で連携を強化して,意見交換や情報共有をしながら取り組んでいきたいと思います。


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バドミントン大会が行われました

令和6年6月28日(金)

鯖江高校第一体育館および第二体育館において、バドミントン大会が行われました。会場準備の後、

10時50分から開会式を行い、男子はトーナメント戦、女子はリーグ戦において上位進出者を決定し、

上位進出者でトーナメント戦を行いました。その結果、男子は淡海雄暉君が、女子は白嶋珠優さんが

優勝しました。閉会式において、体育の授業でバドミントンの練習した成果が出せたことに対して、生徒全員の健闘を称え、みんなで拍手をしました。生徒が自主的に審判を行ったり、準備や後片付けにも積極的に取り組んだり、生徒主体の行事になりました。

生徒の声:「いい試合ができて良かったです。ラリーがうまく続いて良かったです。昨年負けた相手に今年勝てて良かったです。学年が上がるごとに経験が重なり、うまくなったと思いました。」「がんばったことは、上手い人と対戦して点を入れられたことです。バドミントンは苦手だけど、楽しくできたので良かったです。みんないい戦いをしていたのですごいと思いました。」

男子バレーボール部 北信越高校総体出場

 6月15日(土)・16日(日)、勝山市ジオアリーナ体育館・福井市体育館で「第60回北信越高等学校バレーボール選手権大会」が行われ、本校男子バレーボール部が出場しました。
 大会1日目の15日(土)、初戦は富山の南砺福野高校と対戦しました。第1セットは序盤から優位に試合を進め25-12、第2セットは終盤に相手の粘りもありましたが26-24で、セットカウント2-0で勝利し、準々決勝に進みました。
 次の相手は長野県1位の松本国際高校でした。強豪の松本国際に対し、鯖高バレー部は序盤から早い攻撃としぶとい守りで対応し、1点を奪い合うがまんの展開でしたが、惜しくも18-25で第1セットを先取されました。続く第2セットは、序盤からリードを奪われる苦しい展開となり、何とか食らいつこうと奮闘したものの、12-25で終わり、セットカウント0-2で準決勝進出を逃しました。
 背番号2番を背負う藤本浩之さん(3年)は、「今大会では守備面で未完成なところが目立った。守備ではブロックとレシーブの連携を高め、攻撃では個人個人で攻撃のバリエーションを増やし、春高予選に向けて練習に励みたい」と、本大会の悔しさをにじませつつ、春高バレー予選に向けた意欲を語りました。
 この大会をもって1名の3年生部員が引退となりました。大会終了後、生徒は残るメンバーたちを前に、涙ながらに高校バレーへの思いを語り、最後は笑顔の胴上げで幕を閉じました。北信越大会の経験を糧に、来たるべき春高バレー予選に向けて、更なるチーム力の向上に期待したいです。

令和6年度鯖江高校同窓会役員会・評議委員会が開催されました

6月19日(水) 午後6時より鯖江高校内の上野ヶ原会館にて令和6年度鯖江高校同窓会役員会、午後7時より評議委員会が開催されました。宇野会長の挨拶にはじまり、昨年度の事業報告、決算報告、今年度の事業計画、予算案についての協議、そして令和6年度同窓会総会、ギャラリー企画展について話し合いが行われました。

また、今年度はパリオリンピック出場を決めた体操部出身の杉野正尭選手、宮田笙子選手に対しての激励会(6/28 14:00~市役所にて)、パブリックビューイング(7/29.30.31 SDGsセンターにて)が行われることが報告されました。

 尚、今年度のギャラリー企画展については、9月21日(土)~10月5日(土)八田豊展の開催を予定しています。

鯖定祭が行われました

令和6年6月19日(水)

第5回鯖定祭が行われました。

プログラムは次のような内容でした。

オープニング      9:40~10:30

各学年企画(前半)  10:40~11:40

昼食・調理系模擬店   11:40~12:40

各学年企画(後半)  12:40~13:40

クロージング     13:40~14:00

また、各学年企画の模擬店は、コウゲキシナイデ(けはいぎり)、射的、ボールすくい、かき氷、映画パラダイス、鯖定喫茶、イントロドンの7つが行われました。

どの企画も楽しい雰囲気の中で行われ、お祭りらしい華やかな1日になりました。

生徒の声「生徒会の企画がとてもおもしろかったです。特にいす取りゲームが楽しかったです。昼食のパンはとても美味しかったです。自分なりに鯖定祭を楽しめたのでよかったです。」「ゼリーとかクレープなどのお昼ご飯を作るのが楽しかったです。各担当者が工夫を凝らした、いろんな店をまわるのが楽しかったです。特に射的は輪ゴム銃で作られていて、独特なルールが決められていて楽しかったです。」

「鯖江市のSDGsに関わる取組みについて」特別講義

地域協働ニュース第5号

 6月14日(金)に探究科1年生を対象に,今後の探究活動に向けて,特別講義を実施しました。講師として, さばえSDGs推進センターより, 特別アドバイザーの関本光浩様をお招きして,「SDGsとは何か,鯖江市のSDGsに関わる取組みについて」というテーマでご指導をしていただきました。
まず最初に,SDGsは元々開発途上国のみの目標(MDGs)から,全世界の解決目標である現在のSDGsへと変化してきたことを学びました。そしてSDGsの17のゴールは,5つの「P」(People, Prosperity, Planet, Peace, Partnership)という枠組みでとらえることができますが,それらすべてがつながっており,全ての国や,すべての人が行動を起こすことで解決につながっていくということを伝えられました。

SDGsって「自分ごと」

 さらに,生徒たちにとってはあまり身近ではない「貧困」問題も,食糧自給率の低い日本では,戦争や環境問題の影響で食糧が買えなくなり,誰もが貧困に陥る可能性があることや,温暖化の現状,身近なフードロスの問題などについて教えていただきました。その解決に向けた身近な取組みとして,消費者として,フェアトレードマークのある商品を購入したり地産地消を心掛けたりし,日常的にエシカル消費を行うことにより,一人ひとりがSDGsの解決に貢献できることを教えていただきました。そして,SDGsの解決のためには,課題を「自分ごと」として捉え,行動を起こしていくことが大切だということを学びました。

鯖江市のSDGsはジェンダーの課題解決から

 次に鯖江市のSDGsの取組みについて伺いました。鯖江市は昔からメガネや繊維,漆器などの産業が盛んで,女性が活躍してきたまちであり,現在でもJK課をつくるなど,女性が活躍できるまちとなっており,鯖江市はSDGsの目標5「ジェンダー平等」を主軸として,それにかかわる様々なSDGsの活動を行っています。「ジェンダー平等」は世界中での課題ですが,日本は現在,ジェンダーギャップ指数が世界118位とG7の中でも最下位です。ジェンダー平等が進めば,様々な意見が反映され,ジェンダー平等が実現していくと,ほかの目標にもいい影響を与えていくということを伺い, 生徒達もそれぞれのゴールのつながりに対する理解を深めていました。そして、現在鯖江市でSDGsに貢献する鯖江の商品や製品を多数紹介していただき,そのアイディアの多彩さに驚かされました。

身近な課題について考えよう!

 最後に,身近な課題について考えようということで,グループに分かれて,自分たちのまわりのSDGsに関わる課題をできるだけたくさんあげた上で,発表活動を行い,積極的に意見交換を行いました。

生徒の感想

・様々な具体例を聞くことで,SDGsの課題の解決は「自分ごと」なのだと強く感じ,できることから始めたいと思いました。

・普段SDGsのことをよく目にするけれど、日本はまだまだ解決できていないのだとわかりました。

・鯖江市が世界からも評価されるような活動をしていてすごいと思いました。

・グループワークでは、他の人から自分の思いつかない考えもたくさん出て、色々なことがSDGsに関わっているのだと実感しました。



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定通総体が行われました

令和6年6月9日(日)

大野高校体育館において、定通総体が行われました。

結果は次のようになりました。

卓球競技

男子団体 優勝 (淡海雄暉・野路亮斗・小柳祐輔)

個人 男子 淡海雄暉…準優勝

女子 大久保梨那…第3位

バドミントン競技

男子団体 準優勝 (鳩間虎太郎・清水雷待・大和翔稀・太田悠真・佐々木星)

個人 男子 清水雷待…第3位

なお、卓球競技は団体・個人(淡海・大久保)とも全国大会出場権を獲得しました。

※全国大会は7月に駒沢屋内球技場にて行われます。

生徒の声:「4位以内に入れて満足でした。」「去年に比べて強い人と戦った時に、自分が強い人の球を返せていたり、点数がとれていい勝負ができたので、うれしかったです。」