鯖定祭が行われました

令和6年6月19日(水)

第5回鯖定祭が行われました。

プログラムは次のような内容でした。

オープニング      9:40~10:30

各学年企画(前半)  10:40~11:40

昼食・調理系模擬店   11:40~12:40

各学年企画(後半)  12:40~13:40

クロージング     13:40~14:00

また、各学年企画の模擬店は、コウゲキシナイデ(けはいぎり)、射的、ボールすくい、かき氷、映画パラダイス、鯖定喫茶、イントロドンの7つが行われました。

どの企画も楽しい雰囲気の中で行われ、お祭りらしい華やかな1日になりました。

生徒の声「生徒会の企画がとてもおもしろかったです。特にいす取りゲームが楽しかったです。昼食のパンはとても美味しかったです。自分なりに鯖定祭を楽しめたのでよかったです。」「ゼリーとかクレープなどのお昼ご飯を作るのが楽しかったです。各担当者が工夫を凝らした、いろんな店をまわるのが楽しかったです。特に射的は輪ゴム銃で作られていて、独特なルールが決められていて楽しかったです。」

「鯖江市のSDGsに関わる取組みについて」特別講義

地域協働ニュース第5号

 6月14日(金)に探究科1年生を対象に,今後の探究活動に向けて,特別講義を実施しました。講師として, さばえSDGs推進センターより, 特別アドバイザーの関本光浩様をお招きして,「SDGsとは何か,鯖江市のSDGsに関わる取組みについて」というテーマでご指導をしていただきました。
まず最初に,SDGsは元々開発途上国のみの目標(MDGs)から,全世界の解決目標である現在のSDGsへと変化してきたことを学びました。そしてSDGsの17のゴールは,5つの「P」(People, Prosperity, Planet, Peace, Partnership)という枠組みでとらえることができますが,それらすべてがつながっており,全ての国や,すべての人が行動を起こすことで解決につながっていくということを伝えられました。

SDGsって「自分ごと」

 さらに,生徒たちにとってはあまり身近ではない「貧困」問題も,食糧自給率の低い日本では,戦争や環境問題の影響で食糧が買えなくなり,誰もが貧困に陥る可能性があることや,温暖化の現状,身近なフードロスの問題などについて教えていただきました。その解決に向けた身近な取組みとして,消費者として,フェアトレードマークのある商品を購入したり地産地消を心掛けたりし,日常的にエシカル消費を行うことにより,一人ひとりがSDGsの解決に貢献できることを教えていただきました。そして,SDGsの解決のためには,課題を「自分ごと」として捉え,行動を起こしていくことが大切だということを学びました。

鯖江市のSDGsはジェンダーの課題解決から

 次に鯖江市のSDGsの取組みについて伺いました。鯖江市は昔からメガネや繊維,漆器などの産業が盛んで,女性が活躍してきたまちであり,現在でもJK課をつくるなど,女性が活躍できるまちとなっており,鯖江市はSDGsの目標5「ジェンダー平等」を主軸として,それにかかわる様々なSDGsの活動を行っています。「ジェンダー平等」は世界中での課題ですが,日本は現在,ジェンダーギャップ指数が世界118位とG7の中でも最下位です。ジェンダー平等が進めば,様々な意見が反映され,ジェンダー平等が実現していくと,ほかの目標にもいい影響を与えていくということを伺い, 生徒達もそれぞれのゴールのつながりに対する理解を深めていました。そして、現在鯖江市でSDGsに貢献する鯖江の商品や製品を多数紹介していただき,そのアイディアの多彩さに驚かされました。

身近な課題について考えよう!

 最後に,身近な課題について考えようということで,グループに分かれて,自分たちのまわりのSDGsに関わる課題をできるだけたくさんあげた上で,発表活動を行い,積極的に意見交換を行いました。

生徒の感想

・様々な具体例を聞くことで,SDGsの課題の解決は「自分ごと」なのだと強く感じ,できることから始めたいと思いました。

・普段SDGsのことをよく目にするけれど、日本はまだまだ解決できていないのだとわかりました。

・鯖江市が世界からも評価されるような活動をしていてすごいと思いました。

・グループワークでは、他の人から自分の思いつかない考えもたくさん出て、色々なことがSDGsに関わっているのだと実感しました。



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定通総体が行われました

令和6年6月9日(日)

大野高校体育館において、定通総体が行われました。

結果は次のようになりました。

卓球競技

男子団体 優勝 (淡海雄暉・野路亮斗・小柳祐輔)

個人 男子 淡海雄暉…準優勝

女子 大久保梨那…第3位

バドミントン競技

男子団体 準優勝 (鳩間虎太郎・清水雷待・大和翔稀・太田悠真・佐々木星)

個人 男子 清水雷待…第3位

なお、卓球競技は団体・個人(淡海・大久保)とも全国大会出場権を獲得しました。

※全国大会は7月に駒沢屋内球技場にて行われます。

生徒の声:「4位以内に入れて満足でした。」「去年に比べて強い人と戦った時に、自分が強い人の球を返せていたり、点数がとれていい勝負ができたので、うれしかったです。」

進路LHを行いました

 6月の第1週に全学年で進路LHが行われました。
 1年生は、6/5(水)の進路講演会を通して進路意識を高めるとともに模試への向き合い方を学びました。そして6/7(金)には、自分の適性と向き合い、今後の文理選択・進路決定に役立てることを目的として進路適性検査に取り組みました。
 2年生は、6/7(金)に今後朝学習で取り組む「キャリアナビ」の説明をベネッセの福澤氏より受けました。操作方法を学びながら意欲的に取り組む姿が印象的でした。3学期の小論文・志望理由書の作成に向けて、今後はニュースを読んだり語彙力トレーニングに取り組んだりする予定です。
 3年生は、6/7(金)に進路希望別説明会を行いました。生徒は①国公立大学、②私立大学、③短大・専門学校、④就職・公務員、⑤体育系の5講座に分かれて説明を受けました。説明会を通して、3年生は自身の進路と真摯に向き合うことができました。

学校案内パンフレット(2025)完成!

 学校案内パンフレット(2025)が完成しました。中学校での「鯖江高校学校説明会」や令和6年8月1日・2日に開催される「鯖江高校学校見学会」で配布します。鯖江高校の概要を知っていただける内容となっていますので、是非ご覧ください。

男子バレーボール部 県高校春季総体 第3位

 5月30日(木)~6月1日(土)、大野高校・武生東高校体育館で「2024年度県高校春季総体」が行われ、本校男子バレーボール部は3位という結果を残しました。
 大会2日目の1日(金)、決勝トーナメントの第3シードで出場した本校は、武生高校に2-0、坂井高校に2-0と順調に勝ち上がり、最終日の準決勝に進出しました。
 大会最終日、準決勝の相手は前年度覇者の福井工大附属福井高校でした。工大福井の高さとパワーに臆することなく、序盤から早い攻撃としぶとい守りを見せましたが、終盤に離されセットカウント0-2で惜しくも決勝進出とはなりませんでした。その後行われた3位決定戦では、4月の中部日本大会県予選で対戦した大野高校との再戦となり、第1セットは連戦となる大野相手に序盤から優位にリードを広げ、第2セットは終盤まで1点を争う大接戦となるも、セットカウント2-0で勝利を収めました。
 この結果により、鯖高男子バレー部は2週間後に行われる北信越総体へ3年ぶりの出場を決めました。
 背番号3番を背負う嘉門明弘さん(3年)は、「今大会ではスタメンのみんなが良いプレーができるようサポートできた。自分は北信越で引退なので、これまで磨いてきたサーブで活躍できるようがんばりたい。チームとしても1回戦敗退で悔しい思いをした北信越新人大会を上回り、優勝を目指したい」と、北信越大会にかける強い思いを語りました。3年生にとっては残り短い高校バレー、2週間後の大会に向けて更なるレベルアップを図る鯖江高校男子バレーボール部を、応援よろしくお願いします!

令和6年度学校見学会(オープンキャンパス)の申込みを開始しました。

令和6年度学校見学会(オープンキャンパス)の申込みを開始しました。
以下のリンク先の要項を確認の上、申込み期間内に申込みをしてください。
※体験授業の希望については、基本的に先着順で決めさせていただきます。ご了承ください。

学校見学会の申込みはこちらから(中学生の皆さんへ)

探究成果を市民に公開!

~3年探究科 探究活動最終発表会~

地域協働ニュース第4号

 5月28日(火),本校の3年生探究科の生徒による探究活動最終発表会を鯖江商工会議所にて開催しました。鯖江高校は令和元年度より鯖江商工会議所と鯖江市で三者連携協定を締結しており,その連携事業の一つとして,これまでの課題研究の成果を広く市民の方々にも知っていただくため,昨年度より学校外で最終発表会を実施し,一般の方々に公開をしております。昨年度は鯖江市役所で開催し,本年度は鯖江商工会議所を会場として,商工会議所および鯖江市の職員をはじめ,学校関係者,保護者のほか,探究活動にご協力いただいた方々や一般の方も参加していただき,緊張感のある中で発表会を実施することができました。

私たち,こんな研究をしました!

 探究科の生徒は,自分たちの興味関心に沿ったテーマで,個人もしくはグループで探究活動に取り組んできました。そのなかには鯖江市内の事業者や地域の方々と連携して取り組んだものもあり,ご協力をいただいた方々の前で発表することができました。研究テーマは地域に根ざしたものや,生活の中の身近な課題,進路を踏まえたものなど多岐にわたっています。それぞれのグループが目的に向かって探究活動をすすめ,これまでの中間発表や他校での発表会,リハーサルを兼ねた下級生への校内発表会の経験を活かして,今回の最終発表会を迎えました。
 発表した生徒たちは,次のような感想を残していました。

  • ・最終発表は終わったが,まだやらなければならないことがあるので,時間外で探究活動を続けていきます。
  • ・以前の発表の時に指摘された表の見にくさなどを改善し,発表できて良かった。
  • ・他の班のプレゼンを聴いていて,自分のプレゼンの足りない部分を感じた
  • ・企業の方などに質問や感想をいただき,いろいろな意見が聞けたのでよかった。

探究活動に興味津々!

 この発表会では,学校関係者だけではなく,一般の方や保護者の方など様々な立場の方々に参加していただき,多くのご意見やご助言をいただきました。また,鯖江商工会議所に仕事で来ていた企業の方からも探究活動のことについて聞かれるなど,「探究」という教育活動について,興味をもってもらったり意義を理解していただいたりすることができたと感じています。
 参観していただいた方々からは次のようなコメントをいただきました。

  • ・身近な困りごとから調べるという過程がいい。試行錯誤して工夫している様子がよく伝わってきた。
  • ・思った成果ではなかったかもしれないが,うまくいかないことが明らかになったという成果があると思う。
  • ・粗い部分はあると思うが,データをとって,自分にしか出せない答えを導いているところが良いと思う。
  • ・聴衆をひきつけるプレゼンの構成がよかった

 最終発表会はこれで終了しましたが,これまでの探究活動の経験は,これからの生活の様々な場面で活かされていくものです。今回の様々なご助言なども踏まえて,何事にも好奇心をもって活動していってほしいと願っています。

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