鯖江市と協働で探究活動をしよう!

鯖江市事業ガイダンス
~2年普通科 総合的な探究の時間~

 新年度が始まり,今年度も鯖江高等学校は地域に根ざした高等学校として,鯖江市および鯖江商工会議所との三者連携協定を活かした地域協働活動を推進していきます。今回は2年普通科の総合的な探究の時間で,これから始まる本格的な探究活動に向けて,活動テーマを決める参考としてもらうため,鯖江市の職員の方々にご協力いただき,各部署から高校生と連携して活動できる事業のガイダンスをしていただきました。

何が課題なのか,何ができるのか?

 探究活動では,自分たちで課題を見つけ,それを解決していく方法を考えて実行していくことになりますが,生徒たちは社会の姿や課題などを理解できていないのが現状です。ネットで調べるだけではわからない本当の課題や実情を,直接携わっている職員の方に具体的に説明してもらいました。また各事業での高校生の活動の必要性なども説明していただき,生徒たちは自分事として各事業の内容をとらえることができたようでした。
今回のガイダンスでは,下記の事業について説明をしていただきました。
「公民館の利用を考える」(生涯学習課)
「子育て応援フェスタ」(こどもまんなか課)
「まちなか芸術祭について」(文化課)
「SDGsフェス」(総合政策課)
「さばえまつり」(総合政策課)

「さばえまつり」を作ってみませんか?

 このガイダンスには地元のケーブルテレビ局「こしの都ネットワーク」が取材をし,
「さばえまつりを作ってみませんか?」
「さばえまつりでやってみたいことはありませんか?」
というインタビューに対し,生徒からは次のような意見が出ていました。

・今までは自分たちは参加する側だったけど,自分が思い描く祭りが作れるときいて,すごく魅力的に感じました。
・祭りを一から作る経験がなかったので,すごくチャレンジしたいと思いました。
・アーチェリー部に入っているので,アーチェリーを広めるために,実際に体験できるブースをつくりたい。
・食べることが好きなので,他にはない食べ物の屋台があったらいいと思いました。

 生徒たちは,これまで他人事だと思っていたことも,自分たちが直接かかわることができることを実感したようです。今後の生徒たちの積極的な活動に期待しています。


これまでの地域協働ニュースは,次のURLでご覧いただけます。是非ご覧ください。
https://www.sabae-h.ed.jp/chiiki_news/


陸上部、オリンピック選手とプロギング

 4月26日、鯖江市の日野川緑地(左岸)が完成し、オープニングイベントのプロギングに本校陸上競技部(中長距離・駅伝)が参加しました。ゲストは、元オリンピックランナーであり、プロギングジャパン オフィシャルアンバサダーの千葉真子さんです。
 プロギングは、ごみ拾いをしながらジョギングをする新しいフィットネスで、2チームに分かれ、日野川緑地左岸をスタートし、西山公園周辺まで、プロギングを行いました。
 講師の千葉真子さんに準備運動からゴミの拾い方まで丁寧に教えていただき、生徒たちも、「楽しかった」と手提げ袋をゴミでいっぱいにしてスタート地点に帰ってきました。

 また、このオープニングイベント前に本校の陸上競技部(中長距離・駅伝)を対象に、千葉真子さんが特別陸上教室を行ってくださいました。
 陸上教室を終え、女子キャプテンの上島さんは「いろんなことを教えてもらい、チーム、個人ともに成長するいい機会になった。その学びを活かしていきたい。」と話してくれ、世界で活躍した選手から、陸上とプロギングを学び、貴重な経験となりました。

令和7年度鯖江高校定時制入学式が挙行されました

 令和7年度福井県立鯖江高等学校定時制の入学式が行われ、普通科30名の入学が許可されました。当日は天候にも恵まれ、学校にある桜も美しく、盛大な入学式となりました。

生徒の声
 緊張したけれど、校長先生の話や校歌の合唱を聞けて、いい入学式でした。先生方が明るい感じでよかったです。吹奏楽の音がきれいでした。礼儀作法を意識して、しっかりと入学式に参加できました。

新任式・1学期始業式

 4月8日(火)、今年度鯖江高校に転入された教職員の新任式が行われました。石津校長から15名の転入者の紹介があった後、代表して上野早苗教頭から「生徒一人ひとりが輝く鯖江高校のために貢献したい」という転入の挨拶がありました。その後、生徒を代表して、前期生徒会長から歓迎の挨拶がありました。

 新任式の後、令和7年度1学期始業式が行われました。式辞の中で石津校長は、「夢や目標を実現するためには、やり抜くこと、やり続けることが大切である。また、心の底から夢を実現させたいと思い、本気で取り組むことで、できるようになり、面白いと感じられ、周囲の人たちも助けてくれるようになる。」と述べ、新学期を迎えるにあたっての心構えについて話されました。1学年7クラス3学年がそろっての始業式でしたが、生徒たちの表情から、緊張の中にも新たな学校生活への意欲が感じられました。

始業式 校長式辞

<生徒の感想より>

・新1年生

  「念願の鯖江高校に入学したことを改めて実感し、気が引き締まりました。これからの高校生活、    一日一日を大切にして過ごしていきたいです。」

・新2年生

 「久しぶりの式にも関わらず、全体的に引き締まった雰囲気で話を聞くことができていたので、いいスタートになったと思いました。校長先生がおっしゃっていたように、何事にも「本気」になって、新1年生を導いていけるような学年になりたいなと改めて思いました。」 

・新3年生

 「校長先生のお話の中にあった、「全力で取り組むこと」の大切さを改めて感じました。全力でや    るからこそ楽しくて、全力でやって負けたからこそ悔しくて、全力でやって勝ったからこそ嬉しい。校 長先生のお話にはとても共感できたし、今までの自分の経験ともつながっている部分もあって、これから自分も何事にも全力で取り組みたいと思いました。」

令和7年度 入学式

 4月7日(月)に鯖江高校入学式が行われました。全日制の課程 探究科38名 普通科219名、定時制の課程 普通科30名、計287名の入学が許可されました。学校長式辞では、笠原白翁と橘曙覧の交友関係を例に、一人の力だけでは解決できないことも、仲間と協力することで乗り越えてほしいと新入生に伝えました。

校長式辞はこちら

3学期終業式・退任式・離任式

 3月24日(金)、3学期終業式・退任式・離任式が行われました。終業式では石津校長が卒業式での答辞を引き合いに、新年度を迎えるにあたっての心構えを話されました。退任式では、大辻由美子教頭・齋藤正純教諭が鯖江高校での思い出や継続することの大切さを語りました。離任式では転出される教職員を代表して見延教諭から挨拶がありました。厳粛な雰囲気のもと、生徒たちはしっかり先生方の話を聞いていました。