令和7年度 学校見学会について(追加)

「熱中症警戒アラート」が発出された場合の「部活動体験」について

 学校見学会当日、福井県に「熱中症警戒アラート」が発出しているかどうか、テレビなどでご確認ください。もし、アラートが発出された場合、次の部活動「体験」については、「体験」が「見学・説明」となります。その場合、道具の持参は不要となります(ソフトテニス:ラケット、野球:グローブ・ユニフォーム・スパイク)。

・陸上 ・女子バスケットボール  ・バレーボール(男/女)  ・バドミントン(男) ・ソフトテニス(男/女)  ・サッカー  ・剣道  ・野球  ・アーチェリー

 上記以外の部活動(新聞・茶華道・卓球)については、予定通り部活動体験は実施します。

「部活動体験・見学・説明会」に参加される方は、HP上でお知らせした「令和7年度鯖江高校学校見学会 部活動体験見学/丹南キャンパスツアー連絡」をお読みください。

 「生徒持ち物」の欄に「運動着」と記載されている場合は、アラートの発出の有無にかかわらず、「運動着」を持参されることをお勧めします。屋外や体育館での見学の場合に、暑さ対策となるためです(部活動によっては、室内での説明に変更される場合もあります)。

※その他

・吹奏楽部(説明会)

「説明会」を行います。部活動の簡単な説明と、演奏の様子をご覧いただきます。楽器を持参いただく必要はありません。また、「説明会」は短時間で終わる予定です。

北信越大会を越え、全国の舞台へ(陸上競技部インターハイ出場!)

 6月19日(木)~6月22日(日)に福井県営陸上競技場で令和7年度春季総合体育大会陸上競技会が行われました。本大会、6種目で6位入賞を果たし、インターハイ出場を決めました。
下記は、北信越大会の上位結果兼、インターハイ出場種目です。
また、北信越大会では、この他にも多くの生徒が出場し、奮闘しました。
 インターハイ(全国高等学校総合体育大会)陸上競技は7月25日(金)~7月29日(火)まで広島県のホットスタッフフィールド広島(広島広域公園陸上競技場)で行われます。生徒たちは、全国の舞台で自分のベストを出せるよう日々、練習を積んできました。インターハイ当日は広島まで届く熱い声援をよろしくお願いします。

<男子>
100m  5位 元山 尚紀(2年) 10秒87
1500m 6位 山口 翼(3年) 3分54秒24
4×100mリレー 2位  鯖江高校  40秒26 (大会新)(福井県高校新記録)
  (田中 万稟(2年)-山本 龍輝(3年)-元山 尚紀(2年)-櫻井 絢陽(3年))
4×400mリレー 5位  鯖江高校 3分16秒59
  (真柄 光佐(3年)- 元山 尚紀(2年)-宮前 晏果(2年) -櫻井 絢陽(3年))
走幅跳  優勝 元山 尚紀(2年) 7m44 ,  3位 櫻井 絢陽(3年) 7m33


<女子>
3000m  4位 上島 円羅(3年) 9分45秒26 , 5位 大塚 結衣(2年) 9分46秒10

生徒対象救急法講習会が行われました

 7/15(火)に、鯖江丹生消防組合の方2名を講師としてお招きし、運動部代表および保健委員あわせて47名の生徒が参加しました。
 講習では、心肺蘇生法やAEDの使い方に加えて、熱中症の予防と応急手当の方法についても学びました。一人一人が心臓マッサージを100回行い、力の入れ方やテンポを体で覚えていました。AEDの装着や操作の流れも実際に体験し、緊急時の対応をイメージしながら、どの生徒も真剣に取り組んでいました。
 今回の学びを、自分や周りの命を守るために活かしていってほしいと思います。

〈生徒の感想より〉
・蘇生のやり方やAEDの使い方、熱中症の対策について色々と教えてもらったのでとても勉強になりました。

・圧迫の仕方を誤解していた部分があったので、正しいやり方を知れて良かったです。

北信越地区高等学校PTA連合会研究大会福井大会に参加しました

 令和7年度 北信越地区高等学校PTA連合会研究大会 福井大会が7月4日(金)~5日(土)にフェニックス・プラザで行われました。本校からは、三村PTA会長、髙橋PTA副会長、上田進路研修委員長をはじめ進路研修委員の役員の方々など多数の参加もいただきました。
 4日(金)は開会式のあと、武生商工高等学校吹奏楽部によるアトラクションや各県代表PTAの発表があり、教育懇談会では各県PTAの情報交換が行われました。また、本校からは高橋前会長が北信越高等学校PTA連合会から表彰を受けました。
 5日(土)には、福井県出身の中垣内祐一氏による記念講演が「選手強化の最前線~男子バレーのケース~」の演題のもと行われました。近年は、監督が指導するスタイルから話し合いを行うスタイルに変化していること、その中で選手自身が「気づく力」を身につけ思考力を鍛えていくことなど、バレーボールのことに限らず、日常生活の中にも生かせられるような話で参加者のこれからの姿勢の参考になる内容でした。

レジリエンス~逆境や困難を乗り越え成長する力~

 7月16日(水)、全クラスを対象にレジリエンスの授業を行いました。1年生は「立ち直るために必要な力」、2年生と3年生は「私のストレス軽減ストラテジー」について、ペアワークやグループ活動を交えながら学びました。もうすぐ夏休みが始まりますが、この授業で学んだ力やストラテジーを使って、毎日を楽しく過ごしてほしいと思います。レジリエンスの授業は2学期にも実施予定です。
*本校では昨年度よりレジリエンス教育に取り組んでいます。

<生徒の感想より>
〇1年生
・落ち込んだときに立ち直るためには、たくさんの力が必要だとわかった。
・そのままの状態で我慢するのではなく、一歩踏み出す(チャレンジする)ことや、解決方法を見つけ、自分にとっていい状態へ変えることができるようになりたい。
・私は悩んだ時、その気持ちを相手に伝えて相談することが苦手なので、助けを求めたり、人とのつながりを大切にしたりして、自分の気持ちを言えるようになりたい。


〇2,3年生
・みんなストレスを抱えていることを知って安心できた。
・自分と同じ対処法の人も結構いるんだなと思った。他の人の対処法も試してみたい。
・自分に合ったストレス軽減方法を見つけることが大事だと思った。
・人間関係のストレスは、お互いに関わることだから、相手が変わることも大事だが自分自身が変わることも大事と知った。

探究成果と今後の計画を地域にプレゼン!

探究科3年 最終発表会
探究科2年 計画発表会
地域協働ニュース第3号

 7月8日(火)鯖江商工会議所大ホールを会場として,本校探究科の探究活動発表会を開催しました。これまでに探究活動を支援していただいた大学の教員,地元企業や地域の方々にも助言者として参加していただき,2つの部門(探究科3年生 最終発表会,探究科2年生 計画発表会)で実施しました。
 また,この発表会は探究科1年生も先輩たちの発表を聴講し,今後の自分たちの探究活動の具体的なイメージをもち,研究テーマの継承を行うことができるように計画しました。

こんな研究をしてきました!

 探究科では1年次後半からチームを作り,それぞれのテーマに沿って研究を進めています。これまでに中間発表会や外部の発表会など何度も意見交換の場を経験しており,その都度見直しながら研究内容をブラッシュアップさせてきました。今回は3年生12チームがこれまでの活動を後輩たちや外部の方々に発表し,その成果を披露しました。

こんな活動を計画しています!

 発表会後半は,探究科2年生13チームが,現在行っている探究活動と今後の計画を発表しました。この発表に対して,助言者の方々や探究科の先輩・後輩から様々な意見を取り入れて,自分たちの今後の活動の方針を決めて,改めて探究活動をスタートしていくことになります。
 2年生にとっては初めての校外での発表となり,緊張している生徒もいましたが,しっかりと発表し,多くの意見を聞くことができたようです。

この発表会の成果は?

 今回の発表会で,助言者の方々から様々な意見をいただくことができました。「高校生だからこその視点が良いと」や「その根拠となるデータは?」など研究内容に対するものや,「カンペを見ながら発表して,参加者の方を見ていない」,「ポスターが文字ばかりで,もっと見やすい資料を」などプレゼンテーションの手法についての意見もいただき,実際に発表した生徒たちにとっては今後の活動につながる経験ができたのではないかと思います。

 最後に代表であいさつした3年生の生徒は「とても鋭い意見をもらい,もっと良くしていきたいという気持ちがわきました。授業としての探究活動は一区切りとなりますが,今後,自分たちの将来へとつなげていきたいと思います。」と,この発表会の成果を感じることができたようでした。

 3年生の探究活動は一旦終了ですが,1・2年生は今回の成果をもとにして,より深い探究活動を行っていくことを期待しています。


これまでの地域協働ニュースは,次のURLでご覧いただけます。是非ご覧ください。
https://www.sabae-h.ed.jp/chiiki_news/


吹奏楽部 部活動体験のご案内

鯖江高校吹奏楽部では、8月18日(月)・20日(水)の2日間、部活動体験会を実施します。
対象は中学校3年生です。参加を希望される方は、下記のQRコードを読み取っていただき、グーグルフォームを入力して申し込んでください。
たくさんの参加をお待ちしています!

鯖江高等学校吹奏楽部 部活動体験会 参加申し込みフォーム

https://forms.gle/r7QJKRK6VGJxDaji9

教員が学ぶ「鯖江市の現状と地域連携」

教員研修会

地域協働ニュース 第2号

 教員の指導力向上とこれからの探究活動の支援に役立てるため,7月2日(水)に教員研修会を実施しました。
 前半は連携協定を締結している鯖江市から講師をお招きし,「地元鯖江を知る」をテーマに講演会を実施し,後半は指導力向上のための公開授業の実施について研修を行いました。
 講演会では講師として鯖江市市民主役推進課の竹内陽一氏にお越しいただき,鯖江市の取り組みや現状,鯖江高校との連携について詳しく説明をしていただき,教員からの様々な質問に答えていただきました。

「市民が主役」のまち

 講演会では,はじめに鯖江市の概要について説明がありました。まず鯖江市は「ものづくりのまち」であり,メガネ,繊維,漆器が大きな産業ですが,今ではその基本技術を活かして新たな製品を開発し,様々な分野に進出していることを教わりました。
 そして最も大きな特徴は「市民が主役」ということであり,人口の少ない鯖江市で世界体操選手権が開催されたとき,行政とともにのべ3万人もの市民ボランティアが協力して大会が運営できたという経験をもとに,行政と市民が一体となったまちづくりが定着していきました。2010年には「市民主役条例」を制定し,市民が自分事として積極的に行政にかかわれるようになっていきました。

学生連携のまちづくり

 鯖江市ではこれまでに市民の声,中でも若者の声を聴き,若者が参加できる街づくりをすすめ,様々なイベントやコンテストなど他の自治体にはない特徴的な取り組みを行ってきました。また多くの学校との連携も進めてきており,令和元年には鯖江市・鯖江商工会議所・鯖江高校の三者連携協定を締結し,鯖江高校生もこれまでに多くの場面で鯖江市の活動に参加するようになっていきました。今では鯖江市の各部署の方々とともにイベントの企画段階から参加し,運営を行うようにもなっており,地元に根差した活動が定着しています。

若者への思いとは?

 最後に教員から,「鯖江市の方々は,高校生に対してどのような気持ちで協力をしていただいているのか?」という質問が出ました。
 それに対して竹内氏からは次のように答えられました。
 「鯖江市には行政だけではできないという文化がある。そして若者の声を聴き,若者と協力して何かをするという文化が早くからあった。学生がしてみたいということについて,行政の意見が聞きたいというとき,行政がそれを拒む理由はない。」
 「地方自治体の課題として,18歳を超えると県外に出る人が多く,地元に帰ってこないことがあげられる。18歳までにどれだけ地元に愛着を持ってもらえるか,親,先生以外の大人で親身になってくれた人がいたという体験を18歳までにどれだけしてもらえるか。この経験がないと絶対に帰ってきてくれない。」
 我々教員も生徒たちに地元に愛着が持てるよう,教員が鯖江市の魅力をもっと知って,指導や支援をしていかなければならないと強く感じることができた教員研修会となりました。


これまでの地域協働ニュースは,次のURLからご覧いただけます。是非ご覧ください。
https://www.sabae-h.ed.jp/chiiki_news/