令和6年度前期生徒会長選挙立会演説会

 3月12日(火)に令和6年度前期生徒会長選挙立会演説会が執り行われました。
 新型コロナウイルスによる制限が緩和され、約5年ぶりに対面形式で立会演説会が実施され、全校生徒を目の前にした立候補者と推薦者の顔には緊張した表情が見えました。立候補した理由と今後の展望を堂々と、熱く語る姿は、これからの鯖江高校がより明るくなることを予感させてくれました。令和6年度前期生徒会の活躍を期待しています。

令和6年度前期生徒会長立候補者による演説の様子

全国高校選抜大会等壮行式

 3月12日(火)に全国高校選抜大会等壮行式が執り行われました。
全国高校選抜大会に出場する体操部(男女)、なぎなた部(女子)、アーチェリー部(男女)に加え、中日本高等学校弓道大会に出場する弓道部(男子)、全国選抜春季高校伊那駅伝に出場する陸上部駅伝チーム(男女)に向けて、校長先生と生徒会長から激励の言葉が贈られました。その後、各部活動代表者からの熱い意気込みを聞くことができました。
 2024年になって、最初の大舞台。嬉しい知らせが届くことを願っております。

3年生と語る会

 3月12日(火)、「3年生と語る会」が開催されました。今春卒業した3年生が2年生を対象に、受験勉強や面接・小論などで自分自身が経験したことの中から、やると良いこと、やれば良かったことなどについて話をしました。学校推薦型選抜・総合型選抜・一般選抜で合格を勝ち取った先輩達の話を聞き、2年生の生徒達は熱心にメモをとったり質問をしたりしていました。また、公務員試験に合格した先輩や、一般企業への就職を決めた先輩達も話をしてくれました。

<やって良かったこと>より
・自分のレベルより上の大学を目指した。
・過去問を解くのが大事。(大学や自分の学力の)レベルが分かる。
・学校の過去問を10回くらい解いた。教科書と過去問だけで勉強した。
・学校の問題集を2~3回やった(学校ので十分だと思う)。
・私立大学はいろいろな入試方式があるので、クロムブックなどでよく調べた。
・鯖江SDGs部や生徒会に入ってコミュニケーション能力が向上し、面接や小論文で役立った。
・自宅で勉強するとき、友達3~4人とスマホでビデオ通話ができる状態にし、お互いの姿が見える状態で一緒に勉強した。スマホを使わなくなるし、互いに刺激しあって集中して学習できた。
・ちゃんと寝て、ちゃんとご飯を食べる。寝ないと頭が動かないし、ご飯を食べないと元気が出ない。
・英語は文章量が多いので、早く(勉強を)やっておいてよかった。リスニングはそう簡単には伸びないので、英語をたくさん聴いたり、音読するといい。
・(試験本番で)授業で習ったことが出たので良かった。授業はしっかり受けた方がいい。
・基礎がないと応用はない。基礎力を徹底すべき。

<やれば良かったこと>より
・受験勉強を始めたのは2年の冬くらいだったが、本当に本気で真剣に勉強したのは3年の夏から。今思えば、もっと早く勉強すればよかった。
・実験など、自分が実践してきたことをこまめに残しておけばよかった。
・自分の言いたいこと、書きたいことをまとめる力をつければよかった。
・英検などの、資格をとっておくとよかった。

探究って何! 探究を楽しむ「問いの立て方」

~1年普通科 総合的な探究の時間~
仁愛大学教授による特別授業
地域協働ニュース第16号

 1年普通科の総合的な探究の時間では,2年次から本格的に始まる探究活動に向けた準備として,3学期に外部講師をお招きして,特別授業を実施しています。今回はその第2弾として,3月11日(月)に本校と連携協定を結んでいる仁愛大学から西出和彦教授にお越しいただいて,探究を楽しむための「問いの立て方」をテーマに特別授業を行っていただきました。この特別授業で探究活動の目的や活動方法を教えていただいた生徒たちは,具体的な活動イメージや目標をもって,これから本格的な探究活動を進めていくことになります。

探究って何? なんで探究なの?

 探究活動を進めていく前に,探究活動をする目的などを説明されました。これからますます変動し複雑になる社会情勢に対応していくために,答えのない課題に対して自分で様々な手段を使って解決していく能力が必要になります。「調べ学習」は答えがあり,調べればわかることですが,「探究」は答えがないから,疑問を解決するために調査や研究を通して結果を導き出し,それをもとに自分自身で結論を出すという活動になります。この講義のスライドは印刷物として配布されていたので,生徒たちは西出先生の説明をメモを取りながら真剣に聞いて,探究活動に対して理解を深めていました。

どんな問いが浮かぶ?

 次に,探究活動を始めるときに最も重要な「問い」について説明をされました。この「問い」の立て方が不十分だと,見通しが立たなかったり,答えが出せなかったりして,活動そのものがつらいものになってしまいます。大きなテーマではなく,自分の身近なものをテーマにして問いを立てると,自分自身で解決していくことができ,探究活動が楽しくできると教えてくれました。そして,結果に合わせて問いは変わっていけばよいもので,探究活動は結果に合わせて新たな問いを立てて進んでいくものだと説明されました。
 そこで,生徒たちに「どんな問いが浮かびますか?」と投げかけ,隣同士でペアワークをさせました。なかなか具体的なテーマを浮かべることは難しいようで,多くの生徒たちは頭をかしげていました。西出先生はある生徒たちの中に入り,その話の中から自分ごととして捉えることができる問いを立てるアドバイスをされていました。

探究でいろんな力が身に付く!

 これから本格的な探究活動を行う生徒たちへ,参考になるサイトの紹介をされ,先行研究や探究コンテストの事例などを実際にそのサイトを開いて説明されました。
 そして最後に,「1年間探究活動をやってきて,ゴールにたどり着かなくても大丈夫。頑張って活動してきた過程が大切で,そこで考える力,問う力,聴く力,話す力など様々な力が身に付きます。だから探究活動をできるだけ楽しみましょう」とまとめられました。
 探究活動について堅苦しく考えていた生徒も多かったと思いますが,「問いはどんどん変えていけばいい」とか「探究活動を楽しむ」ということを教えていただき,これから安心して探究活動を行っていけるのではないかと思います。


第3回 朝の読書タイムが始まりました

 期末考査も終わり、普段より自由になる時間があると思います。「朝の読書タイム」をきっかけとして、本を読み進めてみてはどうでしょうか。春休み前の図書貸し出しも始まりましたので、是非図書館に来てください!

「卒業式」が挙行されました

 3月1日(金) 令和5年度全日制第76回卒業証書授与式が本校第1体育館にて挙行されました。
 浅井校長より、探究科36名、普通科202名に卒業証書が授与されました。コロナウイルス感染症に伴う行動制限も解消され、保護者の数を制限しなかった関係で、大勢の保護者のみなさまにご来校いただきました。1,2年生は自宅でオンラインにより式を見守りました。校長による式辞では、温かい励ましの言葉が卒業生に贈られました。さらには、高橋PTA会長からはご自身の貴重な体験を交えながら卒業生へのはなむけの祝辞をいただきました。そのほか、宇野同窓会会長など来賓の方々にご参加いただくとともに、多くの方々より祝電をいただきました。
 式後、卒業生は各担任のもと最後のホームルームを行い、3年間の思い出に浸りながらもこれからの各人が歩む道への決意も新たにしました。また、離ればなれになる友人などとともに記念撮影に収まる姿がそこかしこに見受けられました。

第3回PTA役員会・第2回PTA実行委員会

 役員会が2/7(水)に鯖江高校にて、実行委員会が2/22(木)に富士屋会館にて行われました。R5年度事業中間報告、R5年度会計中間報告などについて、慎重に審議していただきました。また、実行委員会後に懇親会が行われました。

JRC部が国際小児がんデー街頭啓発活動を行いました!

 2月15日は『国際小児がんデー』です。そこで、2月11日(日)、「公益財団法人がんの子どもを守る会」主催の街頭啓発活動に参加しました。アルプラザ鯖江にて、丹南エリア初の取り組みとして小児がん理解啓発用品の配布や募金活動を行いました。たくさんの方から温かいご支援をいただき、小児がんの子どもたちの力に少しでもなれたことをうれしく思います。