9月2.3日に令和2年度鯖江高校学校祭が開催されました。今年はコロナ禍でさまざまな制限があるなか、「Catch the Rainbow!」というテーマのもと生徒一人ひとりが個性や特技を活かして、いきいきとした表情で楽しんでいました。 1日目は体育祭と校内文化祭、2日目はハーモニーホールでの文化祭でした。鯖江高校学校祭には「応援・マスコット、書道、MP(Music&Performance)・SSS(鯖高Song Show)」等々の見所があります。中でも、体育祭でのオリジナル競技や文化祭で発表するMP(テーマやストーリーを音楽とダンスで表現)、SSS(工夫を凝らした合唱)は鯖高独自のものです。先輩たちの作り上げてきたものを受け継ぎながら、自分たちの新しい表現を加えることで、年々進化させています。毎年盛り上がる、鯖江高校学校祭。今年はコロナに負けず、生徒一人ひとりが輝く2日間となりました。
投稿者: cmsadmin11
令和元年度「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」研究開発実施報告書(成果物)の掲載について
「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(地域魅力化型)」
令和元年度研 究開発実施報告書(成果物)を掲載します。
ファイルは6つに分割して掲載します。
報告書1(PDFファイル)
報告書2(PDFファイル)
報告書3(PDFファイル)
報告書4(PDFファイル)
報告書5(PDFファイル)
報告書6(PDFファイル)
進路部だより(14)「進路・進学ガイダンス」について
令和2年度学校祭日程について
地域との協働による高等学校教育改革推進事業 研究開発報告書の掲載について
令和元年度 地域との協働による高等学校教育改革推進事業に係る研究開発報告書を掲載します。
「鯖江市の企業との交流会」が行われました
働く意義や社会貢献、目指す社会の実現に向けた課題を学ぶ
8月17日(月)、本校の探究科1年生を対象に、「鯖江市の企業との交流会」が実施されました。本校は2019年度に文部科学省から「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」に指定され(3年間)、鯖江市と鯖江商工会議所と相互連携協定を締結しています。今回は、鯖江商工会議所の方々にご協力いただき、鯖江市内の5つの企業との交流会を鯖江商工会議所にて開催しました。
- 交流企業(五十音順)
(株)シャルマン (株)白崎コーポレーション (株)フクオカラシ (株)ボストンクラブ (株)ヨシケイ福井
交流会では、SDGsを意識した活動、優れた技術、海外展開している企業にお勤めの方々から直にお話を伺うことで、働く意義や社会貢献、目指す社会の実現に向けた課題について学び、今後の探究活動の課題設定に活かしていきます。今回は、福井新聞社、福井テレビ、FBC、丹南ケーブルテレビの方々に取材に来ていただきました。
交流
生徒は5つのグループに分かれ、1人2社と交流しました。事前の「探究」の授業で、交流する企業についてホームページ等で下調べを行いましたが、企業の方々から直にお話を伺うことで、仕事に対する熱意やこだわりを実感できたようでした。
レポート作成と発表
交流した企業のうち、1社のレポートを作成し、企業の方々の前で発表しました。生徒は少し緊張した様子でしたが、交流していない企業の発表も聞くことで、身近な所に日本や世界に誇る高い技術をもった企業が数多くあり、どの企業も人や社会のために仕事をしているということを感じ取ったようでした。
【生徒の感想より】
★シャルマンさんから「エクセレンスチタン」を開発するのに10年かかったと聞き、眼鏡フレームのようなあまり気にしない部分にも技術がつまっていて、たくさんの人の失敗や努力があることを知った。
★白崎コーポレーションさんから環境に配慮した製品づくりを目指していると伺い、改めて自分の行動を振り返り、意味のある行動をしたいと感じた。
★フクオカラシさんの「1つのネジにも、たくさんの人の繋がりがある」という言葉がとても印象に残り、どんな仕事も誰かに支えられ、誰かの役に立っていると感じた。
★ボストンクラブさんの眼鏡のデザインに対する熱意はとても強く、海外の人にも鯖江の眼鏡が誇れるように、目標や目的をもって仕事をしていることに感銘を受けた。
★ヨシケイ福井さんのお客様を第一に考え、どんな日でも食材を届けるという強い思いと、SDGsの取組みの一つである女性が働きやすい会社と地域づくりの思いが伝わってきた。
生徒国際イノベーションフォーラム2020@onlineに参加
8月11日(火)12日(水)二日間にわたり、生徒国際イノベーションフォーラム2020@online(ISIF2020)が開催され、世界各国からのべ約500名が参加しました。本校からは犬塚舞桜さん(2年)、漆崎唯さん(2年)が参加し、堂々と英語で実践報告をしました。このフォーラムに参加することが決まってから、犬塚さんと漆崎さんは昼食をALTのアン先生と一緒にとって英語でのコミュニケーションの練習をしたり、7月の県内での活動報告会にも英語で発表したりするなど、入念な準備を進めてきました。
今年は「学校のWell-being(よりよいあり方)」をテーマに、中高生を中心に、教師や研究者、大学生、教育行政、企業、NPOなどが平等に語り合いました。海外も含めた各学校の実践や教育活動、そこで感じる生徒や教師の「ホンネ」を持ちよりながら、新しい学校の「カタチ」を描き出していきました。
1日目:英語での実践報告/環境学習の実態交流
1日目、国内外からの参加者の顔がいっぱいに並んだ画面を前に、かなり緊張気味の二人でしたが任意に振り分けられた少人数のグループになってからは、積極的に英語で学校紹介と活動報告を行いました。
学校再開後の総合的な探究の時間で「SDGs」について学び、特に「貧困のない社会の実現」に興味をもった二人は、学校に通えない子供たちを救うための方策や食糧問題を少しでも解消するための方法を発表しました。
自分たちの発表を終えて、次はワークショップが始まりました。彼女たちは「環境」がテーマのグループで、学校の現状を分析し、未来の学校へのアプローチを考えました。福島大学生がファシリテーターとなり、福島県ふたば未来学園高等学校の生徒、福井大学附属義務教育学校の生徒、熊本市立北部中学校の野口哲先生と一緒に、環境教育の現状と今後について話し合いました。鯖江高校ではあまり環境教育は行われていないと報告しつつ、ごみ問題について話題提起しました。鯖江市と他地域のゴミの分別の違いからゴミ問題全般に話が広がり、海洋ごみやプラスチックごみについての議論も深めていきました。
2日目:今後の環境学習について考える
2日目、オープニングで1日目の交流の概要が英語で行われたあと、1日目のメンバーで今後の環境学習について具体的な方策を話し合いました。
漆崎さんたちは、王山古墳をあげながら環境保持にはふれあう機会を増やしていくべきではないかと提案しました。その発言をうけ環境保持に関する学習は「なぜそれを守るべきなのか」を考えていくことで、「地域への愛着」につながるという意見に広がり、地元の自然を守る人々との関わりをもってその思いを知ることが大切だと深まっていきました。地域と連携することで活動の幅は広がり、その活動を発信していくことでさらに新しい人々とのつながりが生まれるということなど、熊本県や福島県での充実した取組みを聞くことができました。
犬塚さんたちは吉川ナスとクッキング部のテレビ放送をあげ、環境と観光を絡めた活動をどんどん発信していくことで、自分たちの住む町への誇りが環境を守る意識につながるという視点に気づけたようでした。また、先生からの提案による活動ではなく、自分たちで問題意識をもって活動を考え先生に提案していくという、生徒主体の活動を増やすべきだと発言しました。
その後のまとめのワークショップでは、未来の学校に必要なことは何かをテーマに、17のグループから英語による発表がありました。その中での主なキーワードは①Healthy and Open Dialogue ②Voices for ALL Students ③Meaningful and Authentic Assignments ④School Campaign to Raise Awareness ⑤Financial Supportでした。
【二日間のフォーラムを終えての感想】
令和2年度鯖江高校学校見学会
令和2年度の鯖江高校学校見学会についての案内および申し込みはこちら
図書と体温計の寄贈
『公益社団法人 日本教育公務員弘済会』の教育文化事業の一環として、本校に32冊の本と非接触型体温計を寄贈していただきました。8月4日(火)、本校視聴覚室でその贈呈式が行われました。寄贈された図書は図書館内にコーナーを設けましたので、みなさん、ぜひ手に取って見てください。
