夢を育て未来を築く教室(ふるさと先生)

地域課題の見つけ方と鯖江市の活性化について

11月10日(火)、本校の探究科1年生を対象に、夢を育て未来を築く教室(ふるさと先生)を実施しました。伊藤忠商事株式会社の名誉理事である小林栄三先生(三方上中郡若狭町のご出身)に講師としてお越しいただき、「地域課題の見つけ方と鯖江市の活性化について」というテーマで講演をしていただきました。

講演

はじめに、「今回の講演を新しい気付きの機会として欲しい」という小林先生の「ふるさと先生」への思いを聞かせていただきました。そして、100年前の人類が想像した100年後の未来が現代で実現しているものが多く、夢をもつことの大切さを教えていただきました。過去25年を振り返ると、今後25年も世界は物凄い速さで変化していくことが予想され、人口減少やシンギュラリティ(※1)など、現状と近未来に目を向け、様々なことに対して好奇心と問題意識をもつことが大切であると学びました。また、物事は一人では解決できないため、鯖江市をより良くしていくためには、地域や仲間と協働して知恵を出し合い、鯖江市の良さをもっとPRしていく必要があると教わりました。最後に、探究科の生徒に向けてエールをいただきました。

質疑応答

講演後の質疑応答では、探究科の生徒から小林先生に質問をさせていただきました。それぞれの質問に対する回答とあわせ、「自分の強みと情熱をもち、人間力を高めていく」「地域課題を見つけるためには、鯖江市の良い点と悪い点の両方に目を向け、能動的に行動する」「学ぶスキルを上げるためには、まずは人の話を素直に聞いて受け入れる」などの助言をいただき、これからの社会で求められることは何か、そのために何を学んでいくべきかを一人ひとりが考えを深めました。

生徒の感想

★何事も体、頭、心の健康を大切にして、当たり前のことを当たり前にこなすことが大切だと分かりました。

★多様な価値観を理解することや、周囲の人々へ感謝するといった人間力を高めていきたいと思いました。

★鯖江市の活性化には能動的な対応が必要であり、長期的なプランを考えながら周囲と協働して取り組みたいと感じました。

★自分の強みを伸ばしながら、弱みは周囲と共に補っていきたいと思いました。

★成功の反対は「何もしないこと」という言葉が印象に残り、これからは失敗を恐れずに、色んなことに挑戦して経験を積んでいきたいです。

(※1)シンギュラリティ … 未来学上の概念であり、人工知能(AI)自身の「自己フィードバックで改良、高度化した技術や知能」が、「人類に代わって文明の進歩の主役」になる時点の事である。(Wikipedia)

地域協働ニュース第7号 1学年普通科 福井新聞社記者による特別授業

伝えるための文章の書き方,インタビューの仕方を学ぶ

10月30日(金),本校第一体育館にて普通科1年生約220名を対象に,「福井新聞社記者による特別授業」を実施しました。「総合的な探究の時間」では,今後新聞記事づくりに取り組む計画をたてており,今回は福井新聞社より,薮内弘昌氏と徳島康彦氏をお招きし,読者に伝えるための効果的な文章の書き方や,インタビューの方法を直接学びました。

授業の主な内容

特別授業は,説明とワークショップを織り交ぜながら展開されました。まず,その日の福井新聞が生徒全員に1部ずつ配付され,思いのままにめくることから始まりました。情報を得る手段としての新聞の信頼度やその使命に関する話があり,その後,手元にある新聞を使いながら,新聞の効率的な読み方の説明がありました。新聞記事は「結論→概要→詳細」という構造をしているという指摘をふまえ,記事の特徴を学んだ後,最初のワークショップ「桃太郎の昔話を新聞記事ふうにまとめよう」に取り組みました。この活動のポイントは,5W1Hを意識して書くことです。すべての観点を確認することはできても,新聞記事ふうに,見出し,リード(前文)をつけることになかなか苦労していたようでした。中にはマンガ風にまとめるようなユニークな記事を作った生徒もいました。

次は,取材の際のポイントについて学びました。特に,5W1Hを具体的に聞き出す必要性について強調されていました。そして,2回目のワークショップ「突撃、隣の晩ご飯!」に挑戦しました。取材のポイントに基づきながら隣同士で3分間ずつ取材し合い,その取材メモをもとに10分間で記事を書きました。取材内容が身近なことなのでお互いに楽しそうに情報提供をしていましたが,制限時間内に記事を書きあげることは難しかったようです。ワークショップの途中に,講師の方から助言をいただきながら取り組んでいる様子が印象的でした。

生徒の感想

★新聞には様々な工夫がされていることに驚きました。自分で実際に記事作りをやってみると結構難しくて,これを毎日やっている新聞編集の人たちはすごいと思いました。

★桃太郎の昔話を新聞記事のようにまとめるのは思っていたより難しかったです。ストーリーは知っているけれど,いざ新聞記事風にすると全然書けませんでした。

★隣の人に昨日の夜ご飯について質問するときに,「5W1H」を意識して取材することができてよかったと思う。食べた感想やどんな状況で何をたべたのかに関してしっかりメモを取ることができた。相手に”Yes“,”No”だけで答えられるような質問を避けることができた。

地域協働ニュース第6号 ふるさと福井の未来を一緒に考えよう

理想の福井県の将来像を目指し,自分にできることを考える

10月30日(金),本校の探究科1年生を対象に,福井県出前講座を実施しました。未来戦略課より岩井さんと伊藤さんが来校され,福井県長期ビジョンについての話と理想の福井を実現していくためのワークショップをしてくださいました。探究科の生徒は,20年後の福井県がどうなると予想されているかを学ぶとともに,これから自分ができることは何かをグループで考える活動を行いました。

「福井県長期ビジョン」を知る

「20年後の福井県はどうなっていると思いますか?」 講座の前半は,20年後に福井県の人口はどうなるのかという試算データを見て,人口減少の構造について学びました。また,医療の充実によって長寿化がさらに進むため,人生100年のライフデザインが必要であるということでした。そして,2040年に福井県が目指す姿をまとめた「福井県長期ビジョン」と,具体的な政策・施策について説明を聞きました。岩井さんの,「1000年を超える歴史と文化を誇りに思い,新幹線開通や技術の状況変化をどう生かしていくか。プロジェクトはすでに始まっているし,20年後30代になっている皆さんがどうしたいと考え,どう行動するかにかかっている」という言葉が印象的でした。

ワークショップ

講座の後半は,ワークショップを行いました。一人一人が「福井県の課題」「理想の福井県」「自分ができること」を付箋に書き出し,グループで協力して意見をまとめ,模造紙に構造化して発表しました。グループ発表の中には「開発ばかりに目を向けず,今ある福井の良さを生かし継承していくことも重要だ」という意見が出ました。伊藤さんからは「福井県の課題を考えた時にだれにとっての課題かを意識することで,理想の福井県像や実現にむけての取組みも変わる」という助言をいただきました。今回の講座を受講して,今後課題研究テーマを設定する上で,大変重要な視点を得ることができました。

【生徒の感想より】

★福井県の実態や今取り組もうとしていることを知ることができた。自分が知らないところで福井がハイテクになっていたことや人口減少の深刻さを知り,とても勉強になった。

★福井は目立たない,地味,人口も減少している,そんなイメージをもっていました。けれど,今日の話を聞いてガラッと変わりました。魅力ある県にしようと2040年に向けての大きな長期ビジョンを立て,新幹線開通をチャンスにさまざまなプランやイベントをたくさんの人が協力して行っていることに驚きました。

★これから自分たちが住みやすい県にしていくために,今何ができるかを考えることができました。身近すぎて気づかなかったことに気づく,いい機会となりました。

★グループで考えた理想の福井の中に“自然”というキーワードがあったので,いつまでも環境のよい福井であるために,私はゴミ拾いなどのボランティアに参加していきたいと思いました。

1学年普通科 福井新聞社記者による特別授業

伝えるための文章の書き方、インタビューの仕方を学ぶ

10月30日(金)、本校第一体育館にて普通科1年生約220名を対象に、「福井新聞社記者による特別授業」を実施しました。「総合的な探究の時間」では、今後新聞記事づくりに取り組む計画をたてており、今回は福井新聞社より、薮内弘昌氏と徳島康彦氏をお招きし、読者に伝えるための効果的な文章の書き方や、インタビューの方法を直接学びました。

授業の主な内容

特別授業は、説明とワークショップを織り交ぜながら展開されました。まず、その日の福井新聞が生徒全員に1部ずつ配付され、思いのままにめくることから始まりました。情報を得る手段としての新聞の信頼度やその使命に関する話があり、その後、手元にある新聞を使いながら、新聞の効率的な読み方の説明がありました。新聞記事は「結論→概要→詳細」という構造をしているという指摘をふまえ、記事の特徴を学んだ後、最初のワークショップ「桃太郎の昔話を新聞記事ふうにまとめよう」に取り組みました。この活動のポイントは、5W1Hを意識して書くことです。すべての観点を確認することはできても、新聞記事ふうに、見出し、リード(前文)をつけることになかなか苦労していたようでした。中にはマンガ風にまとめるようなユニークな記事を作った生徒もいました。
次は、取材の際のポイントについて学びました。特に、5W1Hを具体的に聞き出す必要性について強調されていました。そして、2回目のワークショップ「突撃、隣の晩ご飯!」に挑戦しました。取材のポイントに基づきながら隣同士で3分間ずつ取材し合い、その取材メモをもとに10分間で記事を書きました。取材内容が身近なことなのでお互いに楽しそうに情報提供をしていましたが、制限時間内に記事を書きあげることは難しかったようです。ワークショップの途中に、講師の方から助言をいただきながら取り組んでいる様子が印象的でした。

生徒の感想

★新聞には様々な工夫がされていることに驚きました。自分で実際  に記事作りをやってみると結構難しくて、これを毎日やっている新聞編集の人たちはすごいと思いました。

★桃太郎の昔話を新聞記事のようにまとめるのは思っていたより難しかったです。ストーリーは知っているけれど、いざ新聞記事風にすると全然書けませんでした。

★隣の人に昨日の夜ご飯について質問するときに、「5W1H」を意識して取材することができてよかったと思う。食べた感想やどんな状況で何をたべたのかに関してしっかりメモを取ることができた。相手に”Yes“,”No”だけで答えられるような質問を避けることができた。

ふるさと福井の未来を一緒に考えよう

理想の福井県の将来像を目指し、自分にできることを考える

10月30日(金)、本校の探究科1年生を対象に、福井県出前講座を実施しました。未来戦略課より岩井さんと伊藤さんが来校され、福井県長期ビジョンについての話と理想の福井を実現していくためのワークショップをしてくださいました。探究科の生徒は、20年後の福井県がどうなると予想されているかを学ぶとともに、これから自分ができることは何かをグループで考える活動を行いました。

「福井県長期ビジョン」を知る

「20年後の福井県はどうなっていると思いますか?」
講座の前半は、20年後に福井県の人口はどうなるのかという試算データを見て、人口減少の構造について学びました。また、医療の充実によって長寿化がさらに進むため、人生100年のライフデザインが必要であるということでした。そして、2040年に福井県が目指す姿をまとめた「福井県長期ビジョン」と、具体的な政策・施策について説明を聞きました。岩井さんの、「1000年を超える歴史と文化を誇りに思い、新幹線開通や技術の状況変化をどう生かしていくか。プロジェクトはすでに始まっているし、20年後30代になっている皆さんがどうしたいと考え、どう行動するかにかかっている」という言葉が印象的でした。

ワークショップ

講座の後半は、ワークショップを行いました。一人一人が「福井県の課題」「理想の福井県」「自分ができること」を付箋に書き出し、グループで協力して意見をまとめ、模造紙に構造化して発表しました。グループ発表の中には「開発ばかりに目を向けず、今ある福井の良さを生かし継承していくことも重要だ」という意見が出ました。伊藤さんからは「福井県の課題を考えた時にだれにとっての課題かを意識することで、理想の福井県像や実現にむけての取組みも変わる」という助言をいただきました。今回の講座を受講して、今後課題研究テーマを設定する上で、大変重要な視点を得ることができました。

【生徒の感想より】

★福井県の実態や今取り組もうとしていることを知ることができた。自分が知らないところで福井がハイテクになっていたことや人口減少の深刻さを知り、とても勉強になった。

★福井は目立たない、地味、人口も減少している、そんなイメージをもっていました。けれど、今日の話を聞いてガラッと変わりました。魅力ある県にしようと2040年に向けての大きな長期ビジョンを立て、新幹線開通をチャンスにさまざまなプランやイベントをたくさんの人が協力して行っていることに驚きました。

★これから自分たちが住みやすい県にしていくために、今何ができるかを考えることができました。身近すぎて気づかなかったことに気づく、いい機会となりました。

★グループで考えた理想の福井の中に“自然”というキーワードがあったので、いつまでも環境のよい福井であるために、私はゴミ拾いなどのボランティアに参加していきたいと思いました。

活動の様子

こんにちは。クッキング部です?⑩?

3年生が引退して、いよいよ1,2年生での活動開始です。2学期の第1回目は情報室にて旬の食材や地場のものを調べながら献立決めを行いました。

【9.9 献立決め】

【9.16 アップルパイ】

甘酸っぱいりんごのコンフィにシナモンを入れて少し大人の味付けにしました。サクサクに焼き上げたパイとの相性はいうまでもありません。りんごはこの時期多く出回っている ” サンつがる ” を使いました。

【9.23 秋野菜のラザニア】

ラザニアとはシート状のパスタにミートソース、ベシャメルソース、チーズを何層にも重ねてオーブンで焼いたイタリアの料理です。ほとんどの部員がラザニアシートを使うのは初めてでした。ソース2種を作るのは時間の都合上難しかったので今回はミートソースを手作りし、ベシャメルソースは市販品を使いました。次回チャレンジ!!

【9.30 スイートポテト】

初の試みとして、フードプロセッサーを使いました。茹でたさつまいもと残りの材料をすべて投入しスイッチON!! 1台で調理できてしまううえに、超面倒な裏ごし作業をしなくてもとても滑らかな生地に仕上がりました。味の引き締めと甘みを増加させるために塩をひとつまみ入れるのがポイントです。

次回の部活動は10月21日【白ネギと甘えびのパスタ】です。

日本赤十字福井支部へ「令和2年7月豪雨災害義援金」を渡しました

 9月26日、今年度初の福井県青少年赤十字高校生協議会が開かれ、2年木寅拓哉さんが令和2年度の副議長に選出されました。同日、JRC部が生徒会と7月に行った校内募金と、8・9月に行ったグリーン・チャリティーの収益金、合計3万614円を日本赤十字福井支部の藤井友幸事業推進課長へ渡しました。

 今年度は新型コロナウィルス感染症防止対策のため学校祭でチャリティーバザーの出店ができなかったため、JRC部員が「知恵を絞って、今できることを」と考え、グリーンカーテンで栽培したゴーヤ、パセリ、シソを校内で産地直売方式、購入する人が部員といっしょに直接摘み取る形式で販売しました。自分で選んで収穫する体験もできた、と好評でした。

 部長の木寅さんは「新型コロナウィルスにより大変な生活の中で、豪雨により被災された方々は、本当に苦しい日々だと思います。直接被災地には行けませんが、義援金の形で困っている人たちの役に立ちたいです」と話しました。

令和2年度福井県立鯖江高等学校学校見学会

 学校見学会を開催しました。模擬授業体験、先輩と語る会、部活動体験等で、鯖江高校を見て、感じていただけたのではないでしょうか。500名を超える中学生の皆さん、また多くの保護者の皆さんにご参加いただき有り難うございました。

●令和2年10月3日(土) 13:00~16:30

1 校長挨拶、生徒会長挨拶

2 学校説明・・・・・・各学科、コース・専攻の授業内容や進路先について説明がありました。 

3 模擬授業・・・・・・5教科と体育、3専攻、探究科の授業、説明会を行いました。

4 先輩と語る会・・・・・・各中学校出身の先輩と、鯖江高校や学校生活について語り合いました。

5 部活動体験・・・・・・特色選抜や推薦選抜を実施している強化部において体験会を行いました。

6 個別相談・・・・・・鯖江高校への進学や教育活動内容について質問にお答えしました。