進路LHを行いました

 6月の第1週に全学年で進路LHが行われました。
 1年生は、6/5(水)の進路講演会を通して進路意識を高めるとともに模試への向き合い方を学びました。そして6/7(金)には、自分の適性と向き合い、今後の文理選択・進路決定に役立てることを目的として進路適性検査に取り組みました。
 2年生は、6/7(金)に今後朝学習で取り組む「キャリアナビ」の説明をベネッセの福澤氏より受けました。操作方法を学びながら意欲的に取り組む姿が印象的でした。3学期の小論文・志望理由書の作成に向けて、今後はニュースを読んだり語彙力トレーニングに取り組んだりする予定です。
 3年生は、6/7(金)に進路希望別説明会を行いました。生徒は①国公立大学、②私立大学、③短大・専門学校、④就職・公務員、⑤体育系の5講座に分かれて説明を受けました。説明会を通して、3年生は自身の進路と真摯に向き合うことができました。

学校案内パンフレット(2025)完成!

 学校案内パンフレット(2025)が完成しました。中学校での「鯖江高校学校説明会」や令和6年8月1日・2日に開催される「鯖江高校学校見学会」で配布します。鯖江高校の概要を知っていただける内容となっていますので、是非ご覧ください。

男子バレーボール部 県高校春季総体 第3位

 5月30日(木)~6月1日(土)、大野高校・武生東高校体育館で「2024年度県高校春季総体」が行われ、本校男子バレーボール部は3位という結果を残しました。
 大会2日目の1日(金)、決勝トーナメントの第3シードで出場した本校は、武生高校に2-0、坂井高校に2-0と順調に勝ち上がり、最終日の準決勝に進出しました。
 大会最終日、準決勝の相手は前年度覇者の福井工大附属福井高校でした。工大福井の高さとパワーに臆することなく、序盤から早い攻撃としぶとい守りを見せましたが、終盤に離されセットカウント0-2で惜しくも決勝進出とはなりませんでした。その後行われた3位決定戦では、4月の中部日本大会県予選で対戦した大野高校との再戦となり、第1セットは連戦となる大野相手に序盤から優位にリードを広げ、第2セットは終盤まで1点を争う大接戦となるも、セットカウント2-0で勝利を収めました。
 この結果により、鯖高男子バレー部は2週間後に行われる北信越総体へ3年ぶりの出場を決めました。
 背番号3番を背負う嘉門明弘さん(3年)は、「今大会ではスタメンのみんなが良いプレーができるようサポートできた。自分は北信越で引退なので、これまで磨いてきたサーブで活躍できるようがんばりたい。チームとしても1回戦敗退で悔しい思いをした北信越新人大会を上回り、優勝を目指したい」と、北信越大会にかける強い思いを語りました。3年生にとっては残り短い高校バレー、2週間後の大会に向けて更なるレベルアップを図る鯖江高校男子バレーボール部を、応援よろしくお願いします!

令和6年度学校見学会(オープンキャンパス)の申込みを開始しました。

令和6年度学校見学会(オープンキャンパス)の申込みを開始しました。
以下のリンク先の要項を確認の上、申込み期間内に申込みをしてください。
※体験授業の希望については、基本的に先着順で決めさせていただきます。ご了承ください。

学校見学会の申込みはこちらから(中学生の皆さんへ)

探究成果を市民に公開!

~3年探究科 探究活動最終発表会~

地域協働ニュース第4号

 5月28日(火),本校の3年生探究科の生徒による探究活動最終発表会を鯖江商工会議所にて開催しました。鯖江高校は令和元年度より鯖江商工会議所と鯖江市で三者連携協定を締結しており,その連携事業の一つとして,これまでの課題研究の成果を広く市民の方々にも知っていただくため,昨年度より学校外で最終発表会を実施し,一般の方々に公開をしております。昨年度は鯖江市役所で開催し,本年度は鯖江商工会議所を会場として,商工会議所および鯖江市の職員をはじめ,学校関係者,保護者のほか,探究活動にご協力いただいた方々や一般の方も参加していただき,緊張感のある中で発表会を実施することができました。

私たち,こんな研究をしました!

 探究科の生徒は,自分たちの興味関心に沿ったテーマで,個人もしくはグループで探究活動に取り組んできました。そのなかには鯖江市内の事業者や地域の方々と連携して取り組んだものもあり,ご協力をいただいた方々の前で発表することができました。研究テーマは地域に根ざしたものや,生活の中の身近な課題,進路を踏まえたものなど多岐にわたっています。それぞれのグループが目的に向かって探究活動をすすめ,これまでの中間発表や他校での発表会,リハーサルを兼ねた下級生への校内発表会の経験を活かして,今回の最終発表会を迎えました。
 発表した生徒たちは,次のような感想を残していました。

  • ・最終発表は終わったが,まだやらなければならないことがあるので,時間外で探究活動を続けていきます。
  • ・以前の発表の時に指摘された表の見にくさなどを改善し,発表できて良かった。
  • ・他の班のプレゼンを聴いていて,自分のプレゼンの足りない部分を感じた
  • ・企業の方などに質問や感想をいただき,いろいろな意見が聞けたのでよかった。

探究活動に興味津々!

 この発表会では,学校関係者だけではなく,一般の方や保護者の方など様々な立場の方々に参加していただき,多くのご意見やご助言をいただきました。また,鯖江商工会議所に仕事で来ていた企業の方からも探究活動のことについて聞かれるなど,「探究」という教育活動について,興味をもってもらったり意義を理解していただいたりすることができたと感じています。
 参観していただいた方々からは次のようなコメントをいただきました。

  • ・身近な困りごとから調べるという過程がいい。試行錯誤して工夫している様子がよく伝わってきた。
  • ・思った成果ではなかったかもしれないが,うまくいかないことが明らかになったという成果があると思う。
  • ・粗い部分はあると思うが,データをとって,自分にしか出せない答えを導いているところが良いと思う。
  • ・聴衆をひきつけるプレゼンの構成がよかった

 最終発表会はこれで終了しましたが,これまでの探究活動の経験は,これからの生活の様々な場面で活かされていくものです。今回の様々なご助言なども踏まえて,何事にも好奇心をもって活動していってほしいと願っています。

これまでの地域協働ニュースは,次のURL,QRコードでご覧いただけます。
https://www.sabae-h.ed.jp/chiiki_news/


春季総体陸上競技で鯖江高校が男子総合優勝しました。(結果)

5月25日(土)~27日(月)に福井県営陸上競技場で令和6年度春季総合体育大会陸上競技会が行われました。上位記録は以下の通りです。本大会を6位以内に入賞した選手は、全国総体(インターハイ)への出場権をかけて北信越大会へ進みます。引き続き応援よろしくお願いいたします。

<男子>
男子学校対抗 総合 優勝(トラック 優勝、フィールド 3位)
100m  優勝 吉田 謙心(3年) 11秒07
200m  優勝 吉田 謙心(3年) 22秒22、 3位 佐々木 正道(3年) 23秒13
1500m  2位 山口 翼(2年) 3分56秒89
5000m  優勝 山口 翼(2年) 14分52秒25
110mH  3位 山本 周平(2年) 15秒41
400mH  優勝 手賀 蒼平(3年) 54秒77
4×100mリレー 優勝  鯖江  42秒15
      (山本 龍輝(2年)-吉田 謙心(3年)-櫻井 絢陽(2年)-佐々木 正道(3年))
4×400mリレー 優勝  鯖江 3分22秒23
      (真柄 光佐(2年)-手賀 蒼平(3年)-山岸 琉飛(2年)-岩村 陽(2年))
走幅跳  3位 櫻井 絢陽(2年) 6m77
三段跳  優勝 高島 玄多(3年) 14m20、 3位 櫻井 絢陽(2年) 13m95

<女子>
800m  2位 南舎 華怜(1年) 2分23秒17、 3位 嶋﨑 葵音(1年) 2分23秒35
1500m  優勝 宮川 陽(3年) 4分38秒89、 2位 上島 円羅(2年) 4分47秒50、 
      3位 大塚 結衣(1年) 4分51秒28
3000m  優勝 宮川 陽(3年) 9分56秒24、 2位 上島 円羅(2年) 10分05秒94、 
      3位 大塚 結衣(1年) 10分07秒61
ハンマー投 3位 杉田 愛純(1年) 17m74

その他、<男子>【400m】木村 颯汰(3年)、【800m】江川 颯人(3年)、見谷 玲音(2年)、【5000m】小南 赳人(2年)、【走幅跳】萩原 昂汰(3年)、元山 尚紀(1年)、【三段跳】荒木 琉空(3年)、<女子>【100mH】【七種競技】岸松 愛音(2年)が6位以内入賞をし、北信越大会へ進みます。

女子1500m女子3000mの表彰台を独占

4×100mリレー優勝メンバー

三段跳び表彰

「問いを立てるということ」特別講義

~1年探究科~

地域協働ニュース第3号

 5月24日(金)に,探究科1年生を対象に,探究活動の具体的な方法について,特別講義を実施しました。講師として,本校と連携協定を結んでいる仁愛大学より西出和彦教授をお招きして,「問いを立てるということ」というテーマでご指導をしていただきました。

探究って何?調べ学習との違いは?

 これから探究活動を進めていくために,「そもそもなんで探究なの?」という話題から,その背景となるVUCA,21世紀型スキルの説明や,この時代を生きるために必要な資質,能力について伺いました。その上で,「調べ学習」と「探究」の違いについての説明がありました。「調べ学習」とは,調べたらどこかに正解があるものを調べて探す活動,「探究(研究)」とは,誰も解いたことのない「問い」を立て,証拠を集め,論理を組み立てて,答えを示し,相手を説得するプロセスであり,自分で観察・実験・調査などを行い,その結果から答えを導く活動であるという説明を受けました。生徒たちからは,自分は今まで「調べ学習」が「探究活動」だと思っていた。という感想が多く聞かれました。

課題研究の「問い」になる?

 問いは,難しく考えすぎず身近なことでいいというアドバイスを受け,生徒たちはその場で実際に問いを考えてみました。「おにぎりになぜ「お」がつくのか」「バドミントン部を強化指定部にするには」など,様々な問いが出てきたため,その問いを例に,
 〇調べても答えが見つからない問いか
 〇解くための見通しが立つ問いか
 〇1年間の課題研究の授業で解ける問いか  
などよりよい探究活動につながる問いになるように,問いを検証していく方法についても教えていただきました。

探究で身につく力

 さらに,問い(リサーチクエスチョン)に答えるために根拠を求めたり,問いに答えているかを検証したりして,探究活動を訂正・修正しながら続けていくなかで身につく力として,以下のような内容が説明されました。
  〇課題を発見する力
  〇情報収集力
  〇計画を立てる力
  〇科学的思考・批判的思考
  〇他者と連携する(協働する)力
  〇表現力・発信力
 そして,探究活動の大事なところは,自分たちで問いを見つけていくこと,自分で(または仲間と協働して)その問いに答えていくなかで,上記のような力を身につけていくことであり,自分たちで考えて研究を進めていった結果,失敗したり,正解にたどりつかなかったりしても全然問題はなく,試行錯誤する中で様々な力を身につけていくことが大切だということも教えていただきました。

生徒の感想

・身近な例で説明してくださり探究活動がどういうものなのかよく理解できた。
・探究は難しいと思っていたけれど,ワクワクしてきた。
・自分の好奇心を高めていきたい。
・普段から身の回りのことに目を向け,自分の探究テーマを探してみたい。