伝達表彰式・壮行式

7月7日(金)に伝達表彰式・壮行式がリモート配信にて行われました。
伝達表彰式では、6月に行われた北信越高校総体(体操部、陸上部、なぎなた部、アーチェリー部)と福井県春季高校総体(水泳競技)において見事な成績を収め、表彰されました。リモート配信ではありましたが、輝かしい結果を報告してくれた生徒たちには大きな拍手が送られました。
続いて、全国総体(体操・陸上・なぎなた・アーチェリー・弓道)、全国総文(吹奏楽・美術)、北信越総体(水泳競技)、全国高等学校野球選手権福井大会及び福井県吹奏楽コンクール(兼全日本吹奏楽コンクール福井県予選)の壮行式が行われました。全国総体・北信越総体・全国総文に挑む生徒たち、甲子園を目指し県予選に挑む野球部員の決意の言葉からは、大会に懸ける熱い想いを感じ取ることができました。友達や仲間のエールを胸に、悔いが残らないよう精一杯頑張ってください!全校生徒一同皆さんのご活躍を応援しています!

伝達表彰の様子

生徒会長からの激励の言葉

各部代表による決意表明

令和5年度 北信越地区高等学校PTA連合会研究大会

和5年度 北信越地区高等学校PTA連合会研究大会 新潟大会が7月14日(金)~15日(土)に新潟県民会館で行われました。本校からは、高橋PTA会長、川崎PTA副会長、浅井校長と事務局の田中教諭の4名が参加しました。
14日(金)は開会式のあと、新潟県立新潟中央高校器楽・管弦楽部およびコーラス部によるアトラクションや各県代表PTAの発表があり、教育懇談会では各県PTAの情報交換が行われました。15日(土)には、新潟県出身の高橋克実様による記念講演(「僕が役者になった理由 ~少年時代が育んだ映画やドラマへの憧れ~」)がトーク形式で行われ、テレビで拝見するような軽快な笑いを交えたトーク内容で、参加者の興味・関心をくすぐるような講演となりました。

地元企業の取り組みを知ろう!

~鯖江市の企業との交流会~
探究科1年生

 鯖江高校と連携協定を締結している鯖江商工会議所のご協力を得て,今年も探究科1年生を対象に「鯖江市の企業との交流会」を7月10日(月)に行いました。この活動は,鯖江市で活動している企業の方と直接交流し,各企業が取り組んでいる活動内容を知ることで,自分自身の今後の進路について考える一助とするとともに,いろいろなことを考えて質問したり,発表したりするコミュニケーションスキルを向上させることを目的としています。

今回参加していただいた企業は下記のとおりです。(五十音順)
・(株)乾レンズ 様
・(株)タケベ無線 様
・(株)TOKO 様
・プラスジャック(株) 様
・(株)ヤマト工芸 様

SDGsはビジネスチャンス!

 今回は「SDGsへの取組みと企業利益」というテーマで,各企業の活動や取組みについて説明をしてもらい,生徒は事前に調べて準備しておいたものと交流会での内容を踏まえて,各企業の方に自分たちの意見を提案するという形式で実施しました。
SDGsは企業だけではなく,私たち個人もみんなが取り組んで実現していかなければならないものです。そのため,これまでになかった商品やサービスを開発することにより,新たなニーズに対応していくことができる大きなチャンスであると言われ,そのための具体的な商品開発や取り組みを,教えていただきました。

 企業からの説明の後,生徒たちは事前に調べたことと今回の交流で知ったことをもとにして,生徒たち自身の意見を企業の方に提案し,意見交換を行いました。自分たちの提案に対して,企業の方から直接反応をいただくことができ,今後の探究活動を進めていくための重要な体験ができました。

いろんなことにチャレンジして!

 最後に各企業の方々から様々な感想をいただきました。生徒たちの提案については,「実際の社員からは上がってこない鋭い意見や,若者らしい意見をもらった」「社会人になると,いろんな余計なことをごちゃごちゃ考えてしまって,なかなか踏み出せないところを,皆さん若い力で,これはということを鋭く言ってくれた」など,企業の方にとってもよい刺激を受けることができたようでした。そして生徒たちに向けて「いろんなことに意欲をもってチャレンジして,たくさんの経験を積んでいってほしい」「楽しく活動をしていってほしい」とエールを送っていただきました。


SDGs座談会に参加しました!

7月4日(火)15時から鯖江市役所にてSDGs部座談会が開かれました。

SDGs部顧問のサマンサさんと部長の金子さん、そして鯖高新聞部兼SDGs部員の3名、計5名での座談会。最初は撮影用のカメラに緊張していましたが、会話が弾むにつれ緊張もほぐれ、和気藹々(わきあいあい)とした雰囲気で座談会は進められました。とても楽しい時間でした。

※このときの内容は、8月に発行される「サバプレ!」に掲載されます。

 お楽しみに!!

左から、金子さん、サマンサさん、新聞部員、ライターの石原さん

3年IT専攻 企業見学

 7月6日(木)3年IT専攻の生徒が、鯖江市内にある、株式会社jig.jpに企業見学に行きました。施設見学や、ドローン体験、セグウェイ体験、java script開発体験、今話題のChatGPTなど最新のテクノロジーを体験させてもらって、生徒たちは大喜びでした。実際にIT企業の見学をすることが初めての生徒がほとんどで、将来の進路選択の参考になる体験となりました。

第1回 朝の読書タイムが始まりました

 昨年度までは、始業前に毎朝行われていた読書タイム。今年度からは、学期末ごとに約10日間の「朝読書の時間」が設けられました。全校生徒と教師がともに読書を楽しむ15分間は、ページをめくる音のみの静寂な空間をかもし出しています。

教員が学ぶ「鯖江市の魅力」

~教員研修会~
地域協働ニュース第7号

 教員の指導力向上と,地元の鯖江についての知識を深め,生徒たちの探究活動の支援に役立てようと,今年度も鯖江市で活躍されている方を講師としてお招きし,教員研修会を実施しました。今回は TSUGI LLC. 代表/クリエイティブディレクターの新山直広氏にお越しいただき,県外出身者からみた鯖江市の現状や魅力,そして取り組まれている具体的な活動を教えていただきました。

伝統工芸の集積地「越前鯖江」

 新山氏は,まず自身の活動の基盤となっているデザインについて,目に見えるものだけではなく,システムデザインやサービスデザインなど,現在ではその幅が広がり,複雑化しており,様々なものをつなぐ役割がデザインであると説明されました。
 お話の中で,日本は世界で一番,伝統工芸が残された国であり,特に鯖江市,越前市,越前町の「越前鯖江」には,越前漆器,越前和紙,越前打ち刃物,越前箪笥,越前焼,繊維の7つの地場産業が半径10km以内に存在する,世界に類を見ない地場産業集積地であることが示されました。私たち地元の人にとって,それぞれの地場産業の存在は知っていましたが,これほどまでに集まっていたことは気づいておらず,他のまちでは絶対真似のできない周辺環境だということを知りました。

日本一柔軟なものづくり

 そんなまちが,この10年間で変化しているといいます。最近は自社商品を開発して,一般のお客様向けの商品をこのまちの職人が作り,直接販売するところが増えています。そしてその商品は伝統工芸であるが,今どきの雑貨屋に置いていても遜色ないようなデザイン性の高い商品も非常にたくさんあります。これは越前鯖江の伝統工芸が美術工芸ではなく,産業工芸であり,時代に合わせたものづくり,時代の変化を受け入れてニーズに合う商品を作るという職人の柔軟性と,新しいことにチャレンジできる環境があったからだといいます。

移住したいまちに!

 そんなものづくりのまちにあこがれて,新しいことにチャレンジしようと,若い人たちが鯖江に移住するようになりました。はじめは職人として移住してくる人がほとんどでしたが,それをデザインするデザイナーとして,次はそれをプロデュースする立場として,そして今ではそんなまちが面白そうだからと,若い人たちが集まるようになったといいます。県外の人たちから見ると,鯖江は柔軟性があり,新しいことにチャレンジできるところと認識されているようで,いい循環が起こっているようです。

住んで分かった鯖江の魅力!

 最後に教員から,鯖江の魅力や,子どもたちが鯖江に居続けるためにはどうしたらいいかという質問がでました。新山氏からは,はじめは鯖江に魅力を感じて移住したわけではなかったが,住んでみてはじめて鯖江の魅力が分かり,本当のファンになったといわれました。また子供たちが鯖江に居続けるためには,地元に魅力がある,同世代で面白い人がいる,自分も関われるのではないかなど,居場所や出番があるということを感じるかどうかが重要ではないか,そして我々大人が,このまちはいいよ,関わる余地があるよと子どもたちに伝えることが第一歩ではないかといわれました。
 地元にいるからこそ見えていないことがあり,なぜ外の人がそれに気付くことができて,自分たちが気付くことができないかを知ることができました。これからの探究活動などで是非生徒に伝えていきたいと実感できた研修会となりました。


全国男鹿駅伝競走大会、鯖江高校女子7位入賞

6月24日(土)、秋田県男鹿市で行われた令和5年度全国男鹿駅伝競走大会で、鯖江高校陸上部女子が7位に入賞しました。また、陸上部男子も2チームで出場し、全国各地から集まった35チームと競いました。
いつもとは違う地で全国の選手と戦い、選手たちにとって良い刺激になった大会でした。応援ありがとうございました。

写真は7位に入賞した女子チーム