令和4年度 第6回鯖江高校同窓会役員会の開催について

 1月26日(木)午後6時30分より鯖江高校内の上野が原会館にて令和4年度鯖江高校同窓会役員会が開催されました。10年に1度といわれる最強寒波の中、宇野会長をはじめ役員の方にお集まりいただきました。最初に全国高校駅伝競走大会にて県最高タイムで17位に入った女子駅伝について佐藤教諭から報告をいただきました。そのあと今年度の表彰対象生徒について協議し、世界体操で入賞した宮田笙子さん他55名を決定しました。

 また、3月1日の同窓会入会式、2日の卒業式、同窓会会報について話し合い、および事業中間報告、会計中間報告を行いました。

 なお、令和4年度懇親会はコロナの感染状況も鑑みて中止とし、令和5年7月9日(日)に鯖江シティーホテルで行うことを予定しています。

こんにちは。クッキング部です?㉖?

こんにちは。クッキング部です。2学期最後はイギリス~ギリシャを旅してクリスマスケーキを作り締めくくりました。

12/7 シェパーズパイ(イギリス)

”パイ”と名が付くのでパイ生地を使った料理だと思っていましたが想像とは違いました。ひき肉の上にマッシュしたポテトをのせて焼く、ミートグラタンのようなものです。「シェパーズ」とは羊飼いのことでラム肉を使うのが一般的だそう。スーパーではなかなか手に入らないので牛豚合いびき肉で代用しました。

12/14 ワッフル(ギリシャ)

「ベルギーワッフル」というのでてっきりベルギーが発祥だと思っていたら起源はギリシャだそうです。また、語源はオランダ語で蜂の巣を意味します。ベルギーで発展したため「ベルギーワッフル」と呼ばれ、私たちには馴染み深いお菓子です。ワッフルシュガーを使い本格的に仕上げました。

12/21 フルーツタルト(クリスマスに向けて)

今年のクリスマスケーキはフルーツタルトにチャレンジしました。飾りつけも楽しく、キラキラと宝石のように出来上がりました。

デコレーションケーキはスポンジを焼くだけですが、タルトは①タルト生地、②アーモンドクリーム と焼きの工程が2つあります。時間短縮のためタルト生地は市販品を使い、初めてのアーモンドクリーム作りから始めました。アーモンドクリームが焼き上がったらしっかり冷めるのを待ち、生クリーム、フルーツとデコレーションしていきます。

デコレーションして、仕上げにひと手間ナパージュをほどこしました。ナパージュとは、溶かしたゼラチンをフルーツの表面に塗りキラキラとつやを出し、フレッシュさをキープすためのものです。仕上がりが断然美しい✨

どの班もまるでケーキ屋さんのタルトみたい。

次の部活動は1月11日(水)情報室にて3学期のメニュー決めです。

鯖江市の脱炭素社会を考えよう!

~鯖江市脱炭素社会づくりワークショップ~
地域協働ニュース第13号

 12月20日(火),鯖江市産業環境部環境政策課の主催による「鯖江市脱炭素社会づくりワークショップ」が鯖江高校で開催され,1,2年生の生徒17名が参加しました。この活動は,鯖江市が令和5年1月に策定する「鯖江市脱炭素ロードマップ」に関して,目指すべきゴール(2050年のライフスタイル)について,またそのために自分たちが実施できることについて意見を出し合い,ゼロカーボンシティについての理解を深めることを目的としています。10月30日,11月1日には鯖江市民向けに同様のワークショップが開催されましたが,若い人の意見も取り入れたいということで,本校生徒を対象に開催しました。鯖江市産業環境部環境政策課から南智志氏,この活動の委託業者である株式会社サンワコンから駒野裕一氏と荒川翼氏から,脱炭素の基礎的なことについてご指導いただき,みんなで鯖江市の脱炭素社会づくりについて一緒に考えていきました。

知ってますか? 脱炭素

 まずは基礎知識の勉強から。「脱炭素」という言葉はよく耳にしますが,あまり知らないという生徒が多く,一緒に参加した教員もよく分かっていないのが現状でした。そのため,まずは「脱炭素とは何か」からはじまり,クイズも交えてわかりやすく説明していただきました。また鯖江市の具体的な取組みについて,鯖江市の脱炭素における現状は厳しく,地域全体で「動いていくこと」が重要であり,まずは省エネを「できることから」始め,「当たり前」にしていくことが重要であると説明されました。

鯖江市の「強み」と「弱み」は?

 ここからみんなでワークショップ。教員や講師の方々も各グループに入って意見を出し合いました。最初のテーマは「鯖江市の自慢ポイント(強み)と解決したい課題(弱み)は?」。まずは鯖江市の特徴を思いつくままに付箋に書き出し,「強み」と「弱み」を考えていきます。様々な意見が出てきて,気が付かなかったことがいろいろと見えてきました。その現状を踏まえたうえで,次のテーマ「○○○が解決された2050年のあなたの脱炭素ライフスタイルとは?」を考えていきました。様々な課題が分かったことで,それを解決していく手段が考えやすくなり,どのような対策をしていくとよいか,意見を出し合いました。そして,最後のテーマ「脱炭素ライフスタイルの実現のために私達ができる行動とは?」を考え,自分たちにできる具体的な活動について意見交換をしました。

私たちにできる「脱炭素」

 「脱炭素」という大きな問題について,自分たちが生活している鯖江市の将来をテーマに,ワークショップ形式で活動したことで,今までは他人事としか思っていなかったことや,関心がなかったことが,実は身近なことであり,自分たちにも取り組んでいけることがあるということが実感できたようです。最後の振り返りでは,節電など,具体的な「脱炭素」を意識しながら生活をしていきたいという意見がきかれ,今回の活動を通して,まずは自分たちにできる「脱炭素」を実行していってほしいと願っています。


こんにちは。クッキング部です?㉕?

こんにちは、クッキング部です。今月の料理の旅はヨーロッパ、アメリカ、日本をめぐってきました。初戦勝利したサッカーの盛り上がりに感化され、カタール(西アジア)の料理にも興味が湧くところです。しかし9月のメニュー決めのときには頭の片隅にも存在がなく、チャレンジしたい人は家庭のキッチンからカタール空港へ飛ぶことにしました。

【11.2 モンブラン (フランス・イタリア)

モンブランは栗を原料とするクリームを生地の上面に絞りかけたケーキのこと。モンブランの山容に似せて作ったことからこう呼ばれていますが近年はイチゴやかぼちゃ、抹茶などバリエーションもさまざまです。今回は時間短縮のためスポンジ部分はホットケーキミックスを使いました。

何といってもこのケーキのポイントはマロンクリーム。なめらかになるよう栗をしっかりすりつぶします。スーパーに並んでるむき栗が重宝しました。

一番大事なデコレーション。絞り袋先のカット加減で太さを調整します。最後にはちみつでグラッセした栗を飾りつけてできあがり。

【11.9 ロコモコ (ハワイ)

ロコモコは、白ごはんの上にハンバーガーのパティと目玉焼きをのせ、グレイビーをかけたハワイ料理です。日本では「ロコモコ丼」と呼ぶことも。ハワイ島でレストランを営んでいた日系人が考案したといわれています。

ハンバーグを焼いた後のフライパンでグレイビーソースを作りました。焦げの香ばしさと旨味たっぷりの肉汁がいかされたソースになります。

【11.16 ミルクレープ (日本)

何枚ものクレープの間にクリームや果物を挟んで重ねたもの。名前の「ミル(mille)」は、「千枚の」という意味のフランス語ですが、実は日本が発祥の地です。

この日は2年生が期末試験ということで初めて1年生のみで作りました。薄~い生地のクレープを何枚も何枚も焼きました。冷める前にクリームを塗ったため溶けてしまったり、仕上がりをきれいにするためクリームを均一に塗ることが大変だったり、シンプルだけど難しかったです。そうやって経験数を増やして上達していくのですね。

次の部活動は 【12.7 シェパーズパイ (イギリス)】です。

2年生の探究活動中間発表会を実施しました

~2年探究科・普通科 探究活動~
地域協働ニュース第12号

 11月18日(金),2年生の探究科と普通科の生徒が,総合的な探究の時間でのこれまでの取組みについて中間発表会を行いました。今回は生徒同士が相互評価をするとともに,本校と連携協定を結んでいる仁愛大学,鯖江市,鯖江商工会議所から助言者をお招きし,生徒の活動についてアドバイスや素直な感想をいただきました。

これまでの経験を活かして

 探究科では6・7限目に,理系分野と文系分野の2教室に分かれて,仁愛大学から織田暁子氏,鯖江市から峰田光章氏,大森治幸氏を助言者として参加していただき,それぞれのグループごとにこれまでの研究内容を発表しました。探究科では今年度に入ってから何度か発表の機会があり,それまでに様々なアドバイスや意見をいただいてきました。その経験も生かして今回の発表となり,少しずつではありますが,その成果が表れた発表になっていたようです。今回は生徒同士の相互評価に加え,外部講師の適切なご指導やご助言もいただいたことで,今後の活動に活かしていけるのではないかと思います。

初めての研究発表

 普通科では7限目に,各クラスごとで中間発表会を行いました。助言者として,SDGs推進センターから関本光浩氏,鯖江市から加藤歩夢氏,棟田崇仁氏,若林真帆氏,鯖江商工会議所から藪久美子,竹下千尋氏をお迎えし,それぞれのクラスに1人ずつ入っていただき,生徒のこれまでの活動についてアドバイスをしていただきました。普通科の生徒たちは,今年度に入ってからは初めての発表の機会であり,緊張した様子の生徒たちもいましたが,各グループがこれまでに十分準備をしてきており,活動成果をしっかりと発表できていたようでした。今回の発表会では生徒同士の相互評価により各クラスの代表を選出し,3学期の最終発表会で大勢の前でプレゼンテーションをする予定となっています。 今回の発表会での経験や,助言者からのアドバイスなどをもとにして,それぞれが最終発表会に向けて,更に研究に磨きをかけていってほしいと期待しています。

それぞれの立場から

 今回,本校と連携協定を締結している仁愛大学,鯖江市,鯖江商工会議所から助言者としてご来校いただき,それぞれの立場から様々なご意見をいただくことができました。生徒たちは自分たちの考え方がどうなのか,本当の現場はどうなのか,などそれぞれの立場からでないと聞くことができない話を直接お聞きすることができ,あらためて様々なことに気付いたり,研究の方向性が決まっていったりしたのではないかと思います。発表会後,助言者の方々からは,「しっかり発表できていて,とても面白かった。」という感想をいただき,今後の生徒たちの活動の励みになりました。
 今回の発表会にご協力いただいた,仁愛大学,鯖江市,鯖江商工会議所の職員の方をはじめ,関係の方々に心より感謝いたします。


こんにちは。クッキング部です?㉔?

こんにちは。クッキング部です。空が高く秋晴れの気持ちの良い天気が続きますが、中間テスト後すぐの部活動はこの上ない遠足日和となりました。ということで、この日は2年生のみで【かぼちゃのキッシュ】を作りました。

【10.19 かぼちゃのキッシュ (フランス)】

キッシュとは、卵と生クリームを使って作るフランス アルザス=ロレーヌ地方の郷土料理です。パイ生地やタルト生地にベーコンや野菜、チーズ、クリームを加えた卵液を入れて作るのですが、この2つの生地はお菓子で何度か作っているので今回はかぼちゃを丸ごと使ったキッシュにしました。

固いかぼちゃもレンジで加熱することにより包丁が入りやすく、また種も取りやすくなります。気をつけないと皮を破ってしまうことも!!たこ糸で巻いて応急処置をしました。

くりぬいたかぼちゃの果肉も具材にしっかり混ぜ込みます。

器に入りきらなかった卵液はオムレツやスクランブルエッグにしていただきました。

いろどりにドライパセリを振りかけて熱いうちにいただきます。

【10.26 キンパ (韓国)】

キンパとは海苔でご飯を巻いて作る太巻き寿司のようなもの。元々は「ノリマキ」と呼ばれ日本由来の朝鮮料理だそうです。

好みの具材を作っていきます。今回は たまご、人参、小松菜、たくあん、牛肉 を選びました。

牛肉はコチュジャンでしっかり味付けされるため、ほかの具材は塩と中華あじ調味料でシンプルに仕上げました。ごま油風味のごはんがいかにも韓国料理らしさを引き出してます。

ごはんや具の量を考えないと巻くのにひと苦労。ボリューム満点のキンパができました。ラップを巻いたまま切り分けると型くずれを防ぎ切り口がきれいです。

次の部活動は【11.2 モンブラン (仏・伊)】です。

鯖江市の魅力をPRしてきました!

明治大学ホームカミングデーに参加  ~鯖江市との連携事業~

地域協働ニュース 第11号

 10月23日(日),鯖江市と連携協定を結んでいる明治大学のイベント「明治大学ホームカミングデー」に,鯖江市の職員とともに,本校の女子生徒4名が参加し,鯖江市の物産の紹介やPRをしてきました。明治大学は創設者の3名のうちの一人が鯖江市出身ということで,明治大学とはゆかりがあり,鯖江市と明治大学は連携協定を結んでいます。明治大学ホームカミングデーは,年に一度,卒業生を明治大学に迎えるイベントであり,コロナの影響で3年ぶりとなった今回のイベントには,他の創設者の出身地の天童市,鳥取県とともに地元の物産などを展示するブースを出展しました。本校の生徒も,鯖江市の職員に同行し,鯖江市の魅力を精一杯PRしてきました。

初めてのPR活動!

 生徒たちは,このようなイベントに参加することは初めてであり,戸惑いもあったようですが,準備の段階から自分たちのできることを考え,積極的に取り組んでいました。PR活動をしていくうちに様々なことに気づいていったようで,どのようにしたらうまくPRや接客ができるかなど考えながら活動をしていきました。たとえば,相手の目をみて話すことの大切さ,それぞれの年齢層にあわせて興味を持ってもらうようにすること,各物産品の情報をしっかりと知った上でPRする必要性など,身をもって経験することができたようでした。また,県外の人たちと直接話をすることで,鯖江市に対するイメージや印象などを知ることができたことも大きな収穫だったようです。

この経験を活かして

 今回の活動を通して,様々なことに気づき,多くのことがわかったようで,次のような感想を残していました。

・PRするには,まず自分が聞いてほしいと思い,話しかけるということに気づき,心がけました。

・初めて県外の大学に行って,その大きさや人の多さなど,規模の違いに驚きました。また東京は電車が多く,福井と違って便利だと感じました。

・今まで何かを紹介したり,人前に立って声をかけたりするという機会がなかったので,とても良い経験ができました。

・市の職員や担任の先生は,自分の持っている情報だけで商品をPRしていたのですごいと思いました。

 これらの経験を活かして,受験や探究活動,部活動など,これからの様々な活動につなげていってくれることを期待しています。
今回の行事に参加させていただき,鯖江市の職員をはじめ,関係の方々に心より感謝いたします。


令和5年度 福井県立鯖江高等学校・定時制の課程入学者選抜にかかる事前説明会の日程について

令和5年度 福井県立鯖江高等学校・定時制の課程入学者選抜にかかる事前説明会の日程について

【重要】「事前説明会」の日程を確認してお申し込みください。

「参加者名簿」(EXCELファイル)をダウンロードして必要事項を入力の上、担当までメールでお申し込みください。

こんにちは。クッキング部です?㉓?

こんにちは。クッキング部です。学校祭も終わり3年生が引退して、新たに1、2年生の体制で2学期の部活動が始まりました。第1回目は9月14日(水)情報室にてメニュー決めです。1学期同様、料理で世界中を旅することになりました。

【9.21 じゃがいものパイユ (フランス)】

「パイユ」とはどんな料理だろう?なじみのない料理名ですが、調べてみるとフランス語で「麦わら」だそうです。なるほど、千切りしたじゃがいもをこんがりキツネ色に焼けば麦わらに見えてきました。有名な海賊一味の料理人が原作34巻(322話)でふるまっています。

麦わらをかき集めたように焼くので、火が通りやすいようになるべく薄く細く切るのがポイント。皮付きというのも自然素材っぽさが表現されています。

じゃがいものでんぷんと少々の小麦粉が糊の役目をするためバラバラになるのを防ぎます。味付けは塩のみのシンプル料理でした。溶けるチーズを混ぜてカリカリに焼いたのもおいしそう。

【9.28 アップルパイ (イングランド ほか)】

アップルパイ発祥の地はイングランドやオランダといわれ、中世時代までさかのぼるそうです。アメリカでの歴史はイギリスからの移民がりんごの種を蒔いて育て、収穫したりんごでアップルパイを作ったことがはじまり。

秋から冬にかけてが旬のリンゴ。酸味と甘みと果汁、香りが豊かで品種ごとに違いがはっきり分かるフルーツです。レモンは茶色く変色する酸化防止と甘みを引き立てるため。ちなみに剥いた皮を一緒に煮詰めるとピンク色のフィリングが出来上がります。(写真は2019年アップルパイより)

次の部活動は、中間考査後の10月19日(水)「かぼちゃのキッシュ」です。