第2回PTA実行委員会

 2/18(木)に第2回PTA実行委員会が行われました。

  今年度のPTA役員及び実行委員の方にお集まりいただき、令和2年度PTA事業中間報告、PTA会計中間報告などを承認いただきました。その後、総務・進路・生活・広報の各委員会に分かれ、今年度の活動内容及び、来年度への申し送り事項について話し合われました。。

・議事  ①令和2年度PTA事業中間報告  

     ②令和2年度PTA会計中間報告

     (PTA会費・教育振興費・生徒支援基金会計・進路指導費・生徒会・部活動振興費・図書費)  

     ③クラス費の口座引落し(『学校諸会費』への追加)について  

     ④(社)全高P連賠償責任補償制度の継続加入

・その他

           ① 北信越地区研究大会富山大会紙上実践発表について

           ② 学校評価アンケート集計結果等について

・各委員会報告

     総務委員会  

       進路委員会

                生活委員会

                広報委員会

地域協働ニュース第15号 古典芸能を学ぶ~人形浄瑠璃体験~

実際に触れて演じて、魅力を感じる

 令和3年2月10日(水)6限目,選択音楽を受講する2年生が人形浄瑠璃について学習しました。「近松座」から大橋國利さんをはじめ7名をお招きしました。「近松座」は平成17年に鯖江市の有志の方々が立ち上げた人形浄瑠璃座です。元禄文化を築いた近松門左衛門は,幼いころ鯖江に住んでいたという史実があり,文楽のまち鯖江として,古典芸能を多くの人に知っていただきたいと現在も活動をつづけていらっしゃいます。コロナ禍と大雪の影響もあり実施が危ぶまれましたが,昨年に引き続き,今年もご協力いただくことができました。

呼吸を合わせる

 人形浄瑠璃は,太夫・三味線・人形が一体となった総合芸術です。太夫と三味線は,どちらが指揮者というわけでもなく,お互いの呼吸を合わせて進めていきます。

 太夫役は4名の男子生徒。情景や感情を三味線の音色に合わせて,情感たっぷりに語っていきます。台本には音階や強弱などの微妙な違いが記号で書き込まれています。記号の1つである「サワリ」は,一番心をつかまれる聴かせどころを指していて,現代語にも残っています。太夫担当の生徒は南和彦さんからさまざまな資料をいただきながら熱心に練習し,一人でも大きな声で堂々と語れるまでになりました。

 三味線担当は6名の生徒。初めて触れた三味線に少しびくびくしながらも,栗山祐子さんから約20分間の指導をうけ,太夫の語りにタイミングを合わせて撥で力強くつま弾けるようになりました。

 人形遣いの担当の生徒は,3人グループに別れ順番に人形操作を学びました。人形は3人で1体を動かします。3人の息を合わせて,人間が動いているように見せなければなりません。胴部を支え,頭部と右手を操作する人。右手で人形の左手の操作する人。かがんだ姿勢で足を操作する人。生きているように操作できるまでには相当な練習が必要だと感じました。また,人形の構造の説明を教えていただき,指やまぶたの動きの細かさに驚く生徒もいました。

 今後,各担当で練習を重ね,6月に成果発表会をする予定です。

 文楽を映像で見て知っているというレベルでなく,実際に声に出し,人形や三味線の重さを実感することを通じて,江戸時代の人々の生活をより深く理解することにつながっていきそうです。また,江戸文化への発展学習や,古文読解や人間の動きの研究,英語版の台本創作など,教科を横断した学習の可能性を感じることができた授業でした。

生徒の感想

★なかなか体験できない三味線を体験することができてとても楽しかったです。

★中学校の時、人形遣いの体験をしたことがありましたが,三味線は初めてでした。新しいことに挑戦できて楽しかったです。

★三味線の体験をしました。普段はギターを弾いているので,ある程度はできるかと思いましたが,バイオリンのようにフレットが打っていないので正確な音を探すのがとても難しかったです。

★太夫は声だけで役を表現しなくてはならなく,声の出し方や話し方長さなど,まざまな工夫が必要であることが分かりました。練習を重ねて,よりよい表現ができるようになりたいです。発表会では緊張して早口にならないよう,ゆっくりと語れるように練習したいです。

地域協働ニュース第14号 前市長と語る会~鯖江市の魅力発見~

鯖江で学ぶことに誇りを

 令和3年2月12日(金)7限目,1年生総合的な探究の時間に「前市長と語る会」を開きました。牧野百男氏は,昨年10月まで16年間鯖江市長として活躍され,現在は国連の友Asia‐Pacific特別顧問としてご活躍中です。今回,新年度から鯖江市をテーマとした探究活動に取り組む1年生に向けて鯖江市への理解を深めるきっかけにと,本校卒業生でもある牧野氏は市長時代に行った取組みなどを紹介してくださいました。コロナ感染防止に配慮し,視聴覚室には各クラスからの直接聴講希望者約30名が集まり,その他の生徒は教室でリモート視聴しました。

日本を面白くするイノベーティブシティ第4位のまち

 牧野氏はまず,世界的経済誌「Forbes JAPAN」に掲載されたイノベーティブシティランキングを紹介し,鯖江市が全市町村1,718のうちの第4位であることを教えてくださいました。そして,鯖江の名産品や自然環境,産業について説明され,世界に誇れる技術力のあるまちだとおっしゃいました。また,学生連携,市民主役,IT・オープンデータの先進地としてのさまざまな取組みのなかで,とくにSDGs5番の『ジェンダー平等実現』に向けた市の取組みについて語っていただきました。

 講演を聴いて,1組の山田煌桜さんは「ジェンダー平等で気をつけていたこと」について質問しました。牧野氏は,日本の昔の男社会で培ったものを払拭していくのは難しいとしながらも,「男女が互いに尊重し,互いに分かり合う大切さを,諦めずに少しずつ意識されていくよう進めていくこと」だとお話しされました。そして,ものづくりを支える女性の力をもっともっと生かし,「鯖江モデル」として国内外に発信していってほしいとのエールをいただきました。

生徒の感想

★鯖江市に住んでいるのに知らないことばかりでした。鯖江市は世界との関わりがとてもあり,いろいろなボランティアもあったので,参加してみたいと思いました。

★ジェンダー平等というのはとても難しいと思いますが,牧野さんの取組みで女性のチャンスが広がっていることを知りました。鯖江から全国へ活動を広めていけたらいいなと思いました。

★眼鏡産業が活発なことは知っていたけれど,漆器産業や繊維産業も盛んだとは知りませんでした。また,たくさんの人が楽しめる行事がありました。女性中心のまちづくりもすごいなと思いました。

地域との協働による高等学校教育改革推進事業 最終年度にむけて

 放課後には教員対象にも同様に講演され,全日制・定時制の教員が約1時間聴講しました。その場では,学校再編によって鯖江市では唯一の高校になった母校鯖江高校で働く教員に向けて,「もっと地域を連携して元気な鯖江を発信していってほしい」という願いを語り,「探究科や専門コースができたことで注目・期待されている状況を卒業生として誇らしく思っている」と述べられました。

 文部科学省による「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の令和元年度指定校としての取組みもあと1年となりました。「オールSABAE」の構築のもと,持続可能な地域社会を形成する市民の育成に,新年度はコロナに負けずに,教職員一丸となってより一層進めていきたいと考えています。

研究開発実施報告書(第1年次)

令和元年度
「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(地域魅力化型)」
研究開発実施報告書(第1年次)

研究開発実施報告書(第1年次)PDFデータ(表紙~P.24)
研究開発実施報告書(第1年次)PDFデータ(P.25~P.50)

JRC部が「令和2年度 あしたのまち・くらしづくり活動賞」で 「振興奨励賞」を受賞しました

 公益財団法人あしたの日本を創る協会主催の「あしたのまち・くらしづくり活動賞」は、地域が直面するさまざまな課題を自らの手で解決して、住み良い地域社会の創造をめざし、独自の発想により全国各地で活動に取り組んでいる地域活動団体の活動を表彰するものです。

 令和2年度は全国のまちづくりに貢献する企業・団体220組が応募し、JRC部の地域連携型ボランティア活動が「振興奨励賞」に選ばれました。全国で自治会やNPO団体など28団体が受賞しましたが、学生による運営団体は本校のみでした。

 今年度は新型コロナウィルス感染症の影響により、秋に東京都北区で開催予定であった全国表彰式と交流会は残念ながら中止となりましたが、表彰状を送付いただき、1月21日発行の全国自治会・町内会情報誌「まちむら」の中で本校の活動を紹介していただきました。 審査講評に「地域福祉の主体が市民である」との言葉がありましたが、これからも地域と連携し市民の「居場所と出番」作りについて考え、若い発想力と体力を生かしボランティア活動に取り組みたいです。

JRC部が「第24回 ボランティア・スピリット・アワード」で 東海・北陸ブロック「コミュニティ賞」を受賞しました

  「Prudential SPIRIT OF COMMUNITY ボランティア・スピリットアワード」とは、ボランティア活動に取り組む青少年を支援するプログラムで、活動に優劣をつけるものではなく、賞を通してボランティア活動について情報交換できる場を提供し、誰もが気軽に、そして自然にボランティア活動に取り組める社会環境を創ることを目指しているものです。

  JRC部は「花と緑」「こども・こくさい・ぼうさい」ボランティア活動について応募し、高校生部門 東海北陸ブロックで「コミュニティ賞」を受賞しました。

  今年度は新型コロナウィルス感染症の影響により、秋に名古屋市で開催予定であったブロック表彰式は残念ながら中止となりましたが、1月21日にプルデンシャル・ジブラルタ生命より代表の方に来校いただき、表彰状、銅メダル、ボランティア活動支援金を贈呈いただきました。

  代表として2年生 木寅拓哉さん、金子日菜実さんが賞を受け取り、「コロナ禍での活動の工夫」や「男女共同参画のボランティア運営」について報告しました。 これからも私たちは「気づき・考え・実行する」精神で地域社会に貢献していきたいです。

JRC部が「令和2年度ぼうさい甲子園」で「継続こそ力賞」を受賞しました

 優れた防災教育や防災活動を顕彰する今年度の「ぼうさい甲子園」1・17防災未来賞で、全国144校・団体が参加する中、本校JRC部が「継続こそ力賞」に選ばれました。

 創部以来63年間にわたる青少年赤十字の防災学習、被災地支援の取り組みや、2018年度から行っている「こども・こくさい・ぼうさい」をテーマとし、地域団体と連携したボランティア活動が高く評価されました。

 「鯖江市国際交流協会」「防災士ネットワークさばえ」と協働した「『防災・やさしい日本語』ボランティア」や「鯖江市防災カーニバル」でのブース出展、「ハラール非常食紹介」などの啓発活動は、災害時要配慮者と共助できる多文化共生社会での新しいコミュニケーション型防災活動として注目していただきました。

 今年度は校外での活動が制限され、施設訪問や街頭募金活動ができませんでしたが、「さばえNPOサポート」と協働し「さばえマスクポスト」を設置した他、「7月豪雨被災地支援 グリーン・チャリティー」「校内オレンジリボン運動」など、工夫して支援活動を展開できました。

 兵庫県公館で開催予定だった表彰式は新型コロナ感染対策のため中止になりましたが、 WEB表彰式として特設サイトより「受賞校の活動紹介」の1分間動画が視聴できます。 よろしければご覧ください。

これからも私たちは、幅広い世代・国籍の方々に防災に触れていただくべく、頑張っていきます。よろしくお願いします。

明日の日程について

保護者および生徒の皆さんへ

明日13日(水)の日程は1時間繰り下げて、下記のようにいたします。

  9:30 SH
  9:45 始業式
10:05 45分授業(水曜日の1~6限、LHはありません)
16:15 風紀検査
    ※1年生の国語の宿題テストは実施します。
    ※1年6組と3年4・5組の数学の宿題テストは実施します。
雪のため、足元が大変悪くなっています。十分気を付けて登校してください。

☆送迎車の乗降場所について  道幅が狭く交通渋滞を引き起こしますので、下記の場所での生徒の乗降はおやめください。
1 鯖江高校北側(惜小学校周辺~鯖江高校)
2 鯖江高校西側(歴史の道、歴史の道~住吉の福鉄踏切周辺~ふきのとうディサービスセンター)
3 鯖江高校東側(JR舟津踏切周辺~惜蔭小学校周辺)

こんにちは。クッキング部です?⑫? PART 1

こんにちは。クッキング部です。今年最後の部活動紹介です。

【12.2 燻製&チョコトリュフ】

もはや他人事ではない自粛生活や避難所生活を考える一環として保存食を作ってみました。保存食にも「塩漬け」「酢漬け」「寒干し」「瓶詰・缶詰」いろいろありますが、保存性を高めると共に特有の風味を付ける燻製づくりにチャレンジです。

家庭にあるフライパンにホームセンターで購入した桜チップをひとつかみ敷き、100均の網を置いて好きな食材を並べます。燻製初心者の私たちは水分の少ないものを選びました。

ぴったり蓋をして7~10分で出来上がりです。難しいのかと思いきや身近なもので簡単に作れることがわかりました。独特の風味が付くため好みは千差万別。

【12.9 白菜餃子】

霜が降りる頃からどんどん甘みが増す白菜。そんな白菜を料理に取り入れたくて、白菜とニラをたっぷり使った餃子を作ってみました。

とにかく野菜を切る。少々大きくてもそれはそれで存在感のある具になるから大丈夫★(*^◡’*)b

そして部員みんなで包む。家でもよく作るのかみんな手慣れてます。ホットプレート4台分、あっという間におなかの中に収まりました。

PART2 につづく・・